フレンチブルドッグ せんちゃん&まるぴぃのブログ

先代犬せんちゃんと新入りまるぴぃのブログ。
せんちゃんの生前に書けなかった事と、まるぴぃとの日々を綴っていきます。

気持ちの変化

2020-08-23 23:07:40 | せんちゃん病気・病院

8月21日(金)の続き

 

問診票に「診療スタイルについて」

簡潔に早く・時間をかけて診てほしい・詳しく説明してほしい

というような項目がありました。

もちろん、時間をかけてよーく診て頂きたいので、

後者2つを選択。

 

「せんちゃん涼しくてお水も飲める

酸素室にお預かりしましょうか?」

と、お声がけして頂き、預かって頂きました。

炎天下を歩かせちゃったからね

 

我々だけ獣医さんに呼ばれて、

色んな質問を受けました。

 

いつから症状がでましたか?

いつから膿皮症がひどくなりましたか?

膿皮症が出た体の部位。

フードを止めて膿皮症が消えたタイミング。

今は過去と比較して何パーセントのフードを与えてますか?

咳はでないですか?

 

どんどん質問しながら目の前でさっさとカルテに書いて

色んな事を教えてくれます。

 

持参した検査結果を見ながら、

「なるほど~肝臓がこうなった訳ね」

と言いながら、また質問とやりとり。

 

患者目線で、かみ砕いてお話してくれるので

とても分かりやすく、質問しやすく、

気付けば先生のペースに巻き込まれて

のめりこんでお話を聞いていました。

 

せんちゃんの診察も今まで体験したことがないくらい

隅々まで体に触れて何回も何回も確認。

膝にリンパの腫れがあると言われてビックリしました

 

肝細胞癌は肝臓にドーンと腫瘍ができるので否定、

やはり稀な症例なのか、しばらく考えてから

病気を3つに絞って調べましょう!

と下記3つを挙げられました。

 

・胆管癌

・肥満細胞腫

・悪性リンパ腫

 

エコーで肝臓の様子を診て、

膝のリンパ節の腫れから細胞を採ってみましょう

(採れない可能性あり)。

 

と言われ、待合で待つのかと思いきや、

我々も同席

 

エコー画面を見せながら説明してくれました。

せんちゃんもパパとママがいるので安心した表情

 

胆管が白く写らないので胆管癌は否定。

 

肥満細胞腫だとしたらかなり進んだ状態。

肥満細胞はヒスタミン(痒み)と関係するので

膿皮症について質問しました。

肥満細胞腫にしては脾臓の腫れが無いので

可能性は低いでしょう。

 

悪性リンパ腫だと脾臓が腫れはずだけれど

(脾臓事態がリンパ組織だから)

でも、そういうケースもあるので。。。

 

そして、膝関節をエコーで診ながら腫れを確認して

注射器で針生検。

とても手際が良いので、せんちゃんがよそ見している間に

あっという間に終了

 

ちゃんと細胞が採れるか確認するので

待合でお待ち下さい。

と言われ、せんちゃんはまた酸素室へ。

 

その間にパパとママで話し合いましたが、

お互い気持ちに変化が

 

再び呼ばれ、

やはり膝からは細胞が採れなかったので

一番良い診断方法は以前の先生と同様

開腹で肝臓から細胞を採取して病理検査すること。

 

肥満細胞腫だった場合、血が止まらなくなる傾向があるため、

肝臓に針を刺すと事はできない

(前の獣医さんは太い針を刺して吸い取ると言っていたような?)

 

開腹を望まないのであれば、その方向でできる事を

考えてやっていきましょう!

まず出来ることは抗がん剤治療。

病理検査はしていないけれど、

○○という副作用も少なくて安全性の高い抗がん剤を

使ってみる。

とはいえ、抗がん剤は体にとって毒なので

何も無いわけではないけれど。

 

もしもリンパ腫であれば抗がん剤は良く効くけれど、

肥満細胞腫などであれば、抗がん剤はまず効かない。

 

調べてないので分からないですが、その都度

色んな方法を考えていきましょう!

とおっしゃっていました。

 

この時点で、パパとママは同じ考えに変わっていたので、

 

「以前の先生は手術で細胞調べて抗がん剤使っても

長くないと言うので開腹は希望していませんでしたが、

今日、先生のお話が分かりやすくて理解できました。

今のせんちゃんならまだ体力がありますし、

開腹で細胞を調べて治療して欲しいという気持ちになりました」

とお願いしました。

 

長くない・・・のところで先生苦笑い。

リンパ腫は抗がん剤の反応が良いとはいえ

完治はできないので、1年、長くても1年半

くらいかな。

と、おっしゃっていました。

 

まあせんちゃんはまだ何の病気か分からないので

ガツンとショックを受けるまではいきませんでしたが

なかなか厳しいお話ですね

治療の選択をするには大切なお話なので仕方ないですが。

 

手術で細胞を採る方法は

開腹手術と腹腔鏡手術があり、

腹腔鏡は紹介された医療機関での実施、開腹はこの病院で実施。

 

腹腔鏡のメリットは傷が小さくダメージが少ない(傷の治りが少し早いだけ)、

ちょっとでも出血が止まらない等のトラブルがあれば

即、開腹手術に切り替わるそうです。

リスクはいずれも全身麻酔と出血。

 

せんちゃんは開腹手術を選びました。

29(土)に入院・手術

30(日)に退院

1泊2日だそうです。

 

今なら嘔吐下痢も無いし、食欲もあるので

なんとか耐えられるのでは

少しでもせんちゃんと一緒にいたいので

敵を見つけてやっつけたいです!

 

診察室にいた時間、なんと1時間半

こんなに丁寧に診て頂けるなんて。。。

 

2日後の23(日)に

術前の血液検査と費用についての説明があるので、

予約を入れてこの日は帰宅。

珍しく鳩が遊びにきていました。

スマホの望遠モード、初めて使いました

 

まだ戦いの始まりだというのに

色々と心配で疲れます

 

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信じられる獣医師を求めて

2020-08-23 18:04:03 | せんちゃん病気・病院

せんちゃんは赤ちゃんの頃から

同じ獣医さんにお世話になってきました

赤ちゃんの頃から知ってくれているから安心!

綺麗な病院だし、スタッフも優しいし

先生もきちんと診てくれる(まぁ膿皮症とかですけど)。

 

ずっとそう思ってきました。

今回の体調不良も、先生に診てもらえば安心、

思い当たる事をどんどん訴えて相談して・・・。

1ヶ月経過。

 

なんかシックリこないんです

通えば通うほど、その不信感が増してきました。

悪口は書きたくないですが、

一点集中に思い込み、全体的に診てくれない。

そして、説明が足りない。

 

最後に通院したのは1週間前の日曜日。

CTの結果を持って行った日です。

その時の事はブログにも書きましたが、

 

・肝臓病変の針生検は、せんちゃんの体が大きくて届かないし

 届いたとしても病変が小さいので正確性に欠ける。

 

開腹して肝臓の病変の一部を切除、もしくは

 太い注射器で吸い取って 病理検査することになる。

 

・(リンパ腫と想定して生検前に抗がん剤を使う方法を提案されたが)

  に対して「普通はやらない、開腹で生検すべき」との回答。

 

・せんちゃんはリンパ腫にしても一般的ではないから

 「節外型」ではないかと思う。

 抗がん剤を使っても長く生きられない

 

リンパ腫かもしれないけど、違うかもしれない。

 

ざっくり書くと、こんな内容でした。

 

何の病気か分からないのに、なぜ

長く生きられないと言い切るのか?

どうして開腹にこだわるのか?

 

家族としては、長く生きられない子に

傷を負わせて苦しめたくない。

 

もしかして、

手詰まりでやれる事がなくなった?

 

帰宅後、転院覚悟でセカンドオピニオンを探しました

リンパ腫、肝臓腫瘍など、検索ワードで調べましたが、

なんだか導かれるように、ある病院HPへたどり着きました。

 

早速TELしてみると、予約も5日待ち。

数人の獣医さんがいらっしゃるようですが

皆さんスペシャリストのようです。

せんちゃんの病状を話したら、

一番上の先生がみてくれる事になり、

藁をもすがる思いで行ってきました

 


8月21日(金)

この日を心待ちにしてました。

診て頂く獣医さんの記事を見つけて読み、

「この先生なら絶対に大丈夫!」

と確信していたからです

 

少しでも栄養つけていかないとね!

 

手前のワンちゃん用オヤツはそっちのけで

ママの朝ご飯を狙うという

 

どうしてコレが好きなんだろうか??

 

 

今日の病院は高速道路にのって行くよー

スピード感が楽しいね

 

みなとみらいを通過

 

せんちゃんも楽しそう

 

パパとママが披露宴したところが見えるよ~。

 

病院の近くに公園がありました。

とにかく暑いので大急ぎでパシャリ

 

えっ、なんで階段のぼってるの

しかも日陰もない階段を

(せんちゃんは階段があるとのぼる習性があります)

 

この斜面ものぼろうとして

パパに止められました

 

病院へついてビックリ!

せっ、せまい・・・。

 

まず問診票を2枚記入。

「うちの子自慢を書いてください」

という項目がありました。

ますます獣医さんに興味津々

 

長くなったので、続きは次回へ

 

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