徳島グランヴィリオホテルで行われていた第48期天元戦第五局は接戦のうえ関天元が初防衛した。
中盤くらいまでは伊田九段が優勢に見えたのだけどその後なにか思い違いをしたのか形勢が僅かに関天元に傾いた。
流れでそのまま関天元が勝ち切った対局でした。
今日は白番の関天元が3手目に「三々」に入りそこから定石絡みで展開していくという難しい碁でした。
少し前まで調子が良くなかったらしい関天元ですが五番勝負を続けているうちに「AIソムリエ」の持ち味を発揮した感じでした。
タイトル戦に出てくる棋士は皆さん「天才肌」ですが関天元は「AIソムリエ」と言われるほど「AI」での研究をされているようです。
流石の読みの正確な伊田九段をもってしてもやられてしまうという強さ。
伊田九段には久しぶりの7大タイトル戦だっただけに奪還してほしかったんですが相手も強すぎました。
関天元は防衛したことで通算2期の天元位となり規定により段位が「八段」から「九段」になるそうです。
それにしても今年最後のタイトル戦に相応しい内容と結果でした。
関天元おめでとうございます!😃
伊田九段も来年こそタイトル期待してます。
お二方ともお疲れさまでした。
それではごきげんよう👋