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親から受けた恩はかえせないのが、世の中の常なのでしょうか?
私は、5人姉妹の末っ子、恥ずかしいけど、両親の死を見届けない姉が、一人います。
この写真は、私が25才の時のです。そのころから姉と逢っていません。
姉はなぜ田舎を完全に捨てたのか、40年なっても理由がわかりません。
「親からもう少し聞いておけばよかった!」 どんなに、親は逢いたかったでしょう。寂しかったでしょう。
私が歩ける内に、やらなければならないことがあります。
後悔しないように、「逢いた人に逢っておかなきゃ」、かなわぬ夢を抱いて3月3日探して、探してやっと探しました。
姉夫婦をよく知っていた、今のボクシング界の会長の、「ファイティング原田」が相談にのってくれて、
だれも知らなかった住所が、やっとわかりました。40年ぶりで埼玉の吉川まで、一人で逢いに行きました。
「どちら様ですか?」40年振りに聞く姉の声、でも、戸を開けてくれません。
私は泣きじゃくって「開けて!逢いたいんだ!あけてー!」それでも開けてくれません。
帰りの電車の中で、泣けて泣けて。 情けなくて涙が止まりません。すぐ店で働かなきゃ、皆んなに涙は見せられないし。
親身になってくれた、「ファイティング原田様」、「この度は、色々ありがとうございます」
逢えなかったけど、本当に感謝しております。
「やっておけばよかった!」と思うのは、後の祭り、後悔しない為にも「行ってよかった!」
いつか、逢いたい私の気持ちが、姉に通じてほしい。