「おまえなんか、産まなければよかった!」と、母親から言われたら、その言葉を私は、一生忘れられないでしょう。
誕生日の日に、11歳の少女「あすか」は、母親に「おまえなんか、産まなければよかった!」と、言われた。
衝撃のあまり、言葉を話せなくなった。
「ハッピーバースデー」の、ミュージカルを8月5日、鶴岡文化会館に見に行きました。
右の写真は、校長先生役をやった、三川に住む甥っ子の「大井琢磨」です。
仕事を終えてから、毎日11時ころまで練習練習で、団長としてがんばりました。
酒田公演がアンコールで、余目公演もアンコールで、今回の鶴岡公園もすばらしく、涙涙の舞台でした。
自分の体験が、娘に虐待してしまう母親。
子供に成績や世間の目以外、感心を示さない母親。
ストレスから声が出なくなった「あすか」は、祖父母のもとでやさしい愛を知った。
現代のゲームではなく、人工的に作られた公演でもなく、自然の土から、空から、虫から生命を知った。
声が出るようになった「あすか」から、「生きる」ということを知る。
いじめた人にも、いじめられた人にも、虐待した人にも、「生きる」ということを。
このミュージカルを見て、親子で大勢の人から見てほしいです。
幼い子供だけではないのです。自分の方を向いて、ちゃんと見ていてほしいものです。
何があろうと、他人がどう言おうと、子供の「ぜったいの味方」になってほしいものです。
私たちに訴える、素晴らしいミュージカルでした。本当にありがとうございました。