妻沼聖天山の豪華絢爛な彫刻を鑑賞する

久しぶりに地名の読み方クイズ。熊谷市妻沼町の「妻沼」は何と読むでしょうか。

答えは、

★

★

★

「めぬま」でした！ひらがなで表記すると、なんだかぬるぬるしているように見える。「め」と「ぬ」は兄弟姉妹か親戚か。

息子と越後湯沢で大冒険（還暦過ぎのわたしにとっては）をした翌日（10月16日）、「今日は神社かお寺へ行きたい」と息子が言うので、それなら妻沼聖天山だ！と出かけた。熊谷駅からバスで30分余り、群馬との県境に近いところにある。御本殿は国宝（登録名は歓喜院聖天堂）である。熊谷に来たら必見のお寺だ。

聖天山の中門。

こちらは大師堂。弘法大師が祀られている（空海は妻沼聖天山歓喜院が属する真言宗の開祖であるため）。

国宝の御本殿（歓喜院聖天堂）の彫刻が見事だ。ここは拝観料700円も惜しくないほど、美術的価値が非常に高い。

曇天なので、彫刻の色鮮やかさが写真では再現できなかったのが残念！

一つ一つじっくり鑑賞する。写真の解説は、図書館で借りた「熊谷市史　別編２　妻沼聖天山の建築」を参照にした。

ぱっと目に飛び込んでくるのが、いろいろな表情や仕草の猿たち。

龍の彫刻も素晴らしい。こちらは赤で

こちらの龍は緑。

上から龍、蜃（みずち＝竜に似ているとされる想像上の動物）、象。

金に輝く龍。

鴛鴦（おしどり）と水葵

布袋の堪忍袋に乗って遊ぶ唐子7人。

撮影角度が悪くて申し訳ないが、左側は梅竹に長春・亀・唐子、その右は寿老人・鹿に鶴の餌飼い・唐子

椿と相撲7人。

左は毘沙門天・吉祥天・弁天、右は西王母。

左はかいどうと猿、右は鷲と猿。

紹介したい彫刻はまだまだたくさんあるが、うまく写真が撮れなかったので、今回はこの辺で。

御本殿の裏には夫婦の木が立っている。縁結びの霊験あらたかな聖天山だ。

こちらは平和の塔。息子と2人、交互に写真を撮って並べてみたら、あら、身長があまり変わらないように見える。実際は、息子は182cmでわたしは162cmなんだけど、写真のトリックか　笑。

その日の夜は、息子が越後湯沢で買ってきたエチゴビールで乾杯！わたしはビールはあまり好きじゃないのだが、このビールは飲み心地軽く爽やかで（アルコール5％）とても美味しかった！わたしの好みにぴったりだ。このあたりでエチゴビールが売ってたら買って飲みたい。

追記：

今日の昼頃、北海道を旅行中の息子に「楽しんでる？」とメッセージを送ったら、彼の大好物トンカツを食べているところだったらしく、その写真が送られてきた。今夜、韓国に飛ぶという。Have a nice trip!