
6月29日 時々雨☂️
誕生日を迎えました。
せっかくの誕生日なので
今一番やりたいこと。。。
クリムト展へ行きたい❗️と
思いつき、上野のまで
行ってきました


行ってみると、土曜日の午後
やはりすごい人。やばっ😓
並ぶのが大嫌いなのに💦
40分待ちの列に並びました😆
もう会期も7月10日までですし、
人気あるんですね、クリムトは。
東京都美術館は、このエスカレーター下
に入り口があり、上に並ばされたんですが、

知らずに、階段から下りて
入り口から入っても
そのまま並べそうな 曖昧な並び方
だったような。。。
まぁ、待っている長さはTDLの
アトラクションよりは短いイメージです笑
でも待った甲斐あってとても満足💓
ウィーンを代表する19世紀末の画家
クリムト。
没後100年を記念する展示会だそうで、
私の大好きな絵もしっかりと
見られました。
クリムトは、彫版師である父のもと
育ち、兄弟ともに工芸学校を卒業
しています。7人兄弟の長男。
画風である金箔使いが 持ち味なのは
その影響なのかと思います。
日本美術にも影響を受けて、
漆器などの工芸品のコレクションも
並んでました。
もともとは、弟達と劇場装飾などの仕事で
軌道に乗り、装飾家として有名に
なったようです。
好きな2つの作品を紹介すると。。。
ウィーン大学の大講堂の天井画の依頼を
受け、描かれた絵がとても魅力的でした。
昨日の展示会でも際立ってました。
哲学、医学、法学 をテーマにして
描かれた絵なんですが、賛否両論で、
避難を浴びました。
結局、クリムトは頂いたギャラを返して
引き取ったらしいです。
表現の最先端だったんだろうなと
思いました。悪魔のような?亡霊が
煙のような中に描かれていて、
エロティックでアングラなんです。
グロテスクな感じにも。
アカデミックな大学の絵には
確かに合いそうにないかも
しれませんけど、
本当にとても美しい作品でした。
絵の紹介ページ↓
https://art.hix05.com/Klimt/klimt01.medizin.html
この写真の絵はわかりにくく、
実物が100倍きれいです。↑
あと、我が家の玄関に飾っている
クリムトの絵にも会えました。

一番好きな絵「ベートーベンフリーズ」の一部
もう何年も飾ってまして。。。
今回、やっと複製を鑑賞出来ました❗️
えっ?なんで、複製かと!?
壁画なんですよ。
100年以上前に漆喰の壁に描かれた
ために劣化し、1984年に修復されたもの
がオーストリアで保存されてます。
で、今回はその修復時に
オーストリア政府が製作した複製、
オリジナル作品を忠実に再現したものが
展示されてました。
4トン34メートルだそうで、
輸送が大変だったでしょう。
真珠貝やガラス、貴石(ルビーとかサファイヤ)、金箔などを埋め込んで装飾されています。
美しく、とても好み💓詳しくは↓
https://klimt2019.jp/special/beethoven-fries.html
クリムトは、自画像も描かず、
男性の絵もほぼなく、
女性の絵ばかり。
生涯結婚することないのに
14人の子供。
女難の相ですね。
女性に悩んでいたようなことを
絵にも描いてます。
でも、
描かれた女性の絵は、官能的でもあり
とても美しい💓
女性ならああいう風に装飾を施して
描いてもらいたいと思うもので、
センスを感じます。
大好きな画家の展覧会に
満足でした

ということで、
7月10日までですので
東京都美術館にぜひぜひ
行かれてみてはいかがでしょうか

念願の展覧会から
良い誕生日スタートを切れました。
ひとつ歳を重ねて
また今年も頑張ります💪