お墓と供養の新時代

北海道札幌において、お墓納骨堂を中心とした終活全般について綴っております。

奥都城

2009年07月13日 | 
「奥都城」
読めますか?

「おくつき」と読みます。

神道式の墓のことです。

つまり、○○家之奥都城とあれば、それは○○家の墓ということ。

奥津城とも書きます。

西野神社社務日記によれば、
「おく」とは、奥深い意の「奥」、海上の「沖」、あるいは「置く」を意味すると云われており、また「都」や「津」は、現在よく使われる「の」と同じ意味の格助詞で(単に「つ」という日本語の表音に当てはめた万葉仮名なので「都」と「津」の意味に大きな違いはありません)、そして「城」は、柵や壁などで四方を囲んだ一郭を意味し、柩(ひつぎ)という意味もあるとされています。つまり全体の凡その意味としては、「奥深い所にあって外部から遮られた境域」となり、この他に諸説として、「柩を置く場所」「柩を海の沖に放つ事」等の意味もあると云われています。

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