著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

オルゴール

2012年06月27日 14時16分07秒 | 
昨日は幼稚園を休んで病院に行ったついでにちょっと足を伸ばして買い物に行ってきました。
(娘本人はとても元気なので)

休みの日に出かけるとなると地下鉄3号線(私たちが住んでいる場所から一番行きやすい)沿いばかりになるので、たまには変わった場所に娘を連れて行ってあげたいと思ったのです。
(夫が一緒だと、まず簡単に行ける所にしか行かないしーー;)
行き先は動漫星城という何ともオタクっぽいエリア(笑)
ジャスコの中にも子供が喜びそうなキャラグッズのコーナーはありますが動漫星城はもっとごちゃ~っとしていて、発掘好きな人には見て回るのが楽しいです。
(その分疲れるけど)
他にももっと商品が豊富で安い問屋街もありますが、子連れだとちょっと大変。
地下鉄の駅直結のここはその点で楽チンです。
(帰りも帰宅方向に向かう線があるし)

病院の診察を終えた時にはお昼を過ぎていたので私はすぐにご飯を食べたかったのですが、サンリオ等のキャラ物の売り場を見てしまった娘は目キラキラ♪
ひとまず娘に付き合う事にしました。

その娘が心を奪われてしまったのが「オルゴール」。
機械が見える、手回し式のオルゴールです。
オルゴールは持っていることは持っているけれど、こういうタイプは初めて。
キラキラの石がはめ込まれたメリーゴーランドの形のオルゴールが素敵で初めはそちらを見ていたけれど、機械が見えるタイプの物を見つけるともう他には一切興味を示さなくなりました。
可愛いキャラグッズもキラキラした飾りも、このオルゴールには勝てない様子。

もともと買うつもりで覗いたわけじゃないので、一旦売り場を離れてお昼ご飯を食べに行きました。
その後は他の売り場をちょっとウロウロしていましたが、娘は何も見てもあまり興味が無さそう。
それどころか、何も持っていない手の中でクルクルとオルゴールを回す仕草をしています。

私は子供の頃オルゴールをたくさん持っていました。
箱を開けると人形が出てきてクルクル回りながら踊る物や、宝箱になっている物、手回し式の物など。
中の機械が見える物もいくつかあって、とても興味深く眺めていたのを覚えています。
オルゴールって装飾が美しい物も多いけれど、その機械自体もとても美しい物だと思います。
だからその中の仕掛けを見せるデザインの物も多いですよね。
オルゴールの森美術館にも何度か行きましたが、何時間いても飽きなかったです。

そういえば昔、直径20センチ程のディスクを入れる縦型のアンティークオルゴールを見て強烈に「コレ欲しいな~」と思った事があります。
260万円もする物だったのでもちろん買えませんでしたが、その時の気持ちを思い出しました。

「そんなに高い物じゃなかったら買ってあげようかな」。
娘は自分から「欲しい」とは一言も言わなかったけれど、ついついそんな気持ちになりました。

(訊くと28元≠370円程度だったので、即買いでした^^;)






先日見た映画「八日目の蝉」の中に出てきた「キレイなものをいっぱい見よう」というセリフをちょっと思い出しました。
これは物に限ったことじゃないんだけど。
(それに物だって何でも買い与えられるわけじゃないんだけど)

私がキレイだと感じていたものを娘にも教えてあげたい。
私がまだ知らないものも、娘に見せてあげたい。
「海も山も、春の花も冬の雪も、きれいなものを全部見せてあげる」
と言った希和子と同じように、私も娘に言いたくなりました。

「キレイな物をいっぱい見よう」






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