昨日は桜を守るんジャー企画の第2弾、剪定講習会でした。
前回に引き続き、樹木医の黒坂さん、吉田さんを講師に迎え、地域の方々や保護者の皆様、職員で剪定の仕方を学びました。
実際に剪定をしながら、ノウハウを教えていただきました。
高い所の枝を切るには、高所作業車が必要不可欠ですが、成典電気さんの協力で、今回の講習会が実現しました。
ありがとうございました。
剪定は、枝と枝の付け根にある盛り上がった場所、バークリッジと呼ばれる所から、約30度にカットします。
カットした場所には、殺菌材入りの塗料を塗り、傷口を保護します。
ちなみに、バークリッジは必ず残さないといけません。
バークリッジ
枝の分岐点見えますか?ここに導管と篩菅があり、分岐するときに壁を作ってそれぞれの保護をしているようです。
ですから、
壁を残すために、こんな感じでカット。
カットした場所は自然に盛り上がり、傷口をふさいでいくそうです。
このようにしてテングス病に侵された枝を切り落とし、広がりを防ぎます。
黒坂さん、がんばれー!
地域の方や保護者の方が見守る中、
新聞社の方も見守る中、
みるみる桜の木がスッキリしていきました。
年末年始を前に、散髪でもしてスッキリしますか!という感じ。
2時間という限られた時間の中で、3本の桜を剪定していただきました。
黒坂さんは角館から、吉田さんは秋田市から、お二人とも遠くからありがとうございました。
何年後か、新しい枝が伸び、また桜の学校に相応しい花を咲かせてくれることでしょう。
楽しみですね。
学校にはまだ20本以上桜の木が…みんなで守って行きましょう。