上海帰りのリルです。

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公演こぼれ話

2010-08-05 22:28:00 | 劇団ステージドア’10
 先週の土日の劇団ステージドア公演『魔女は永遠に』を見てくださった方々、改めてありがとうございます。

 いただいた感想メールを読むのも、うれしいです。ちゃんと来月の反省会のときにみんなに伝えますね。

 今日は、こぼれ話をちょこっと書きます。

 実はミステリーだった今回のお話。結局は事故だった?のですが、殺意を持って被害者を呼び出したのは、劇団最高齢のマダムでした。

 このマダムの名言は「ああ、死ぬまでにもう一度恋がしたい。」ですが、(←芝居のセリフではありません。彼女の実感です。)

 終演後、この彼女の元へ、花束を抱えた20代のイケメンふたりがやってきました。

 マダムに聞いたら、おふたりともバスの運転士さんだとのこと。

 いつも乗っているバスで、ミュージカルに出る話をしたら、わざわざお休みを合わせて見に来てくれたんですって。すてきね~!

「すごい役じゃないですかー!」って声をかけられているマダムは、恥じらいながらも、とってもうれしそうでした。


 さて、私について。

 円形劇場は、その名の通り、円形の劇場です。私たちは半円状のステージに立つわけですが、段差やステージの端っこを踏み外さないように、注意が必要です。

 実は、リルは、本番前のゲネプロ(通し稽古)の際、場面転換のあとの板付き(←明かりが当たる前に舞台上に出ている)をあわてて、ステージから落っこちました。幸い、段差の少ないところだったので(階段一段踏み外したくらいの感じで)、けがはなかったのですが、近くの人たちをヒヤッとさせちゃいました。すみません。


 もうひとつ。

 今回、オープニングは、幻想的な音楽にのって、客席の後ろの6つのドアから黒い衣装の魔女たちが次々に登場する…という趣向。

 演出に「それぞれが魔女のキャラクターを決めた歩き方、表情をするように」と言われました。稽古で、ひとりひとりどんな魔女か言わされたとき、
「リルさんは?」と聞かれて、リルは「魔女ッコです。」ときっぱり答えました。
「人懐っこい魔女はお客様のひざに座ったっていいんだから。」と演出さんはおっしゃいました。

 そして、土曜日の初回公演。

 緊張の中、ドアを開けたら、私が通る通路上の席に見慣れたハリポタ頭が。その頭の人(Tさん!)のひざに座って、顔を覗き込んだら、

 その隣の席に(偶然!)同僚のNヅカ氏がいらっしゃいました。

 ああー、恥ずかしい。しかし、魔女はあわてたりしないものでございます。

 にっこり微笑んで、ステージへ上がり、あの『魔女の踊り』を踊りました。


 〔おまけの写真(Tさん撮影)〕

 パーティー中ふらっとしたマダム・マリアの脈をとるエレノア(実は名医らしい^^;)