未来の娘へ送る日記

いつか母になった時に目を止めてくれると嬉しい^^

高校受験総括♪~私立受験④

2013年04月14日 19時30分00秒 | 高校入試総括
先の記事で

私立高校の受験は1校と書いたが、

数だけを受験したいのなら、

複数受験も可能だ。

①府外の受験日の異なる私立高校を受験する。

 ごく限られた高校しかない。(京都や奈良など・・)


②“1.5次入試”で私立を受験する方法。

 この1.5次入試も初耳だった。

 私立高校の一斉入試発表後、数日後に行われる私立入試のことだ。
 
 個人的にはこれが私立の二次試験?だと認識している。

 しかし、よくよく見ると1.5次入試で受験できる高校は限られている。

 これが何故か?については推して知るべし!



実際、同級生の中で私立受験を複数経験した子供たちは優秀な子供たちで、

塾からの指示が殆どだ。

どうやら、塾の宣伝に使うのが目的らしい??

○○高校○人合格!!とかね^^


まれに個人で力試しで受験する子もいる。


理論上は複数の私立高校を受験できるが、

最後まで、選択肢を残すための受験ではない。

私立受験を複数こなしたいだけなら、

方法はあるのだろうが、

まだ、決断力も未熟な子供たちが最後の最後まで

“行きたい高校”

選択できるような受験制度を個人的には切望している。

これが私立複数受験のメリットだと思う。

複数受験できることで、涙を流す子供も出てくるだろう。

しかし、本来、受験はそういうものだったはずだ。

15歳の子供たちには予想もしなかった酷な結果も待ち受けているだろう。

それでも、高校受験は15歳の子供たちに“歳相応のハードル”として、

その経験はその後の成長を支えていくだろうと思う。




プライドだけのために有名私立を受験し、後悔している子・・。

早く合格の確約を取りたくて、私立専願にしてしまい、後悔している子・・。

高校受験そのものを理解しておらず、私立専願で、

自分のレベル以上の“行きたい高校”を選択したが、

受験日前日に受験科目も面接のあるなしも把握していないし、

ましてや自分の学力すらも把握できていないというお粗末な子・・・。

色々な子供たちの悲しい表情があることも紛れもない事実。

公教育の主役はあくまでも“子供たち”だ。

子供が子供らしい笑顔を失うことがありませんように・・・。

これが、子供を授かった時からの

私の変わらぬ願いだ。

子供たちが自ら思い描いた夢に向かうための

生き生きと学べる場所が学校であってほしいと切に願っている。