ユーロな日々

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チェコにはツキもある ~D組 チェコ対オランダ ~

2004年06月20日 | Euro 2004
ゲーム終了後、ダービッツは悲痛な表情でピッチを去り、ファンニスティロイはペナルティエリアの中で、どうしてなんだというように天を仰いでいた。オランダはショックだろう。彼らの受けたダメージは、かなり大きい。2-1とリードしたオランダは、あたっていたロテンを下げてディフェンシブな選手を入れた。ロテンは、下がりたくないという仕草を隠さなかった。
その交代で、オランダに守りの意識が生まれたのだろうか。監督の采配は責められるかもしれない。
左、ペナルティエリアの少し外でネドベドがボールをもったとき、得点の予感があった。ネドベドは直接うたなかったが、あわせた選手が中にいれ、ゴール前の選手が決めた。
その時点で、まだ時間は20分以上残っていた。
それから少しあと、抜け出そうとしたチェコの選手を後方からひかけてイエローカード。主審は、続いてレッドカードを出す。2枚目だったにのだ。
ダービッツが審判にかけよって抗議。
審判は興奮するでもなく、しかたないよと慰めるようにダービッツの肩をたたいた。
そこからのチェコの攻撃はすばらしかった。
しかし決勝点を上げることができたのは、やはり、オランダが10人になったからだろう。
チェコの底力。
確かにそういってもいいかもしれないが、ついていたのも事実だろう。