さあ、いよいよ、オーストラリア戦だ ［日本-マルタ １-０］

玉田が開始２分で先制打を決めた。
失点なく前半を終えたが、終了間際のフリーキック、コーナーキックの場面は、失点していてもおかしくなかった。
ドイツ戦と同じで、弱点となっている。
オーストラリア戦では非常に心配な点だ。

後半８分には、逆にコーナーキックで攻めたあとボールを奪われたが、あっというまに３対３になって、失点しかけた。
このあたりも、非常に不用意だ。
ディフェンスの意識が低い。
それと誰と誰が残って対応するのか、あいまいな決めになっているのだろう。

後半はいろいろ試したので、評価はできないが、以下のことを思った。

後半４バックにして中盤にシンジに入れたが、得点の可能性を感じた。３バックでも、サントスのところにシンジを入れたほうがいい。
そのあと浩二を入れたが、サントスとまったく遜色がなかった。

福西にかえて入れたイナも良かった。
駒野が加地と遜色ないプレーを、３バックでも、４バックでも見せたのでホッとした。
このあたりは日本の層の厚さを感じる。

大黒は得点できなかったが悪くなかった。シュート力が上がっていると感じた。
高原と組ませるのは、柳沢より玉田か大黒のほうがいいのではないか。
巻はタイプが違う。先発メンバーが何もできないときにも、切り崩すことができるかもしれない。展開によって十分使う価値がある。

イナを試すときにも、福西を下げてナカタを残すのだから、ジーコに、ナカタと心中するくらいの気持ちがあるのがわかる。
残念だが、まあ、しかたない。
今日の後半くらい、上がらないで守備に注意してプレーしてくれることを、願うだけだ。

ジーコのインタビュー。
ドイツ戦は内容がよかったが、今日はあまいｒよくなかった、だと。
その原因を突っ込まれたが、何を言っているのか、わけのわからない答え。
頭の中と同じ。

宮本のインタビュー。
よくなかった点はと詰められて、疲労が原因だと答えていた。
疲れすぎて、よく考えられない、というところか。

さあ、いよいよ、オーストラリア戦だ。
先に失点しないよう、慎重に戦ってほしい。

［日本-マルタ　１-０］