すべては終わった 恥さらしなジーコ！ この男の大会だった ［日本－ブラジル ４-１ B組］

玉田の個人技で先制するという願ってもない展開になったのに、ロスタイムに追いつかれるとは痛い、痛すぎる。
中澤、坪井が、この瞬間、集中力を失ってしまった。
ペナルティエリアの中に人数はいたのだが、ボールウォッチャーになり、誰もロナウドにいかなかった。

後半は８分にジュニーニョ、15分にジルベルトにフリーでミドルシュートを打たせて決められ、逆転されてしまう。
このあたりから、もうブラジルは本気でなくなった。
こうなると、逆にブラジルを崩すのはむつかしい。

ジーコは今日も意味不明な采配をした。
俊輔をさげるべきなのに満男を下げて浩二を入れ、巻を下げるなら大黒をいれるべきなのに高原を入れた。そして五分後に高原は痛んで動けなくなり、大黒に代わる。
このジーコの醜態。恥さらし。

残念なことに、後半30分になっても、日本は捨て身でいかなかった。
気迫がない。体力がない。
ガーナがチェコを破ったような、9人のアメリカがイタリアに追加点を許さずあわや勝ちそうだったような、ああいう戦いが見たかった。
終わったあと、地面にへたり込んで起き上がれない姿が。

そして、全ては終わる。
救いは、ピッチにへたり込んだ坪井の姿、インタビューに言葉がでなかった俊輔の表情。

日本代表はジーコに台無しにされてしまった。
こういう男に４年間好き勝手にさせ、20億円も金を払った川渕の責任を、きちんと問うことだ。
それがいいかげんに行われれば、日本代表の未来、明日はない。

オーストラリアが決勝リーグに進んだことはよかった。
アジアの枠の確保にとってもそうだし、監督がいかに重要か思い知った、という意味で。

韓国を応援しよう。
後姿が見えないほど遥か遠くにいってしまった、この「永遠のライバル」を。

そしてスペインにも期待だ。

さあ、もう、このあとはワールドカップを楽しむんだ。

［日本－ブラジル　４-１　B組］