ユーロな日々

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予想どおりフランスは韓国に勝てなかった [韓国-フランス 1-1 G組]

2006年06月19日 | Germany 2006
後半27分、アンジョンファンが入ってからにわかにあわただしい空気になってきた。
35分、右サイドをえぐってゴール前に放り込んだボールをチョがヘッドで落とした。
そのボールに触ったのは青いユニフォームではなく、パクチソンだった。
フランスの集中力が足りなかったのか、パクがすごかったのか。たぶん両方だろう。
ギャラスはゴールネットからボールを引き剥がし、遠くに蹴り上げた。そして怒りの表情でなにかを叫んだ。

フランスは目が覚めたように再び激しく動き出し、40分にはジダンのスルーパスを受けたアンリが抜け出した。
が、ジダンのアシストでは得点できないというジンクスを、アンリはまたもや破れなかった。
今日はゲーム開始早々、アーセナルのときのように鮮やかにゴールを決めたのだが、ここでは駄目だった。
韓国がそこからさらにフランスを攻め立てたのには驚いた。凄みさえあった。
痛恨のドロー。
開始5分で先制したあとも優勢にゲームを進めながら、追加点を取れなかったことが、この結果に繋がってしまった。
フランスの勝点はわずかに2。トーゴにはさすがに負けないだろうが、それでも5にしかならない。
韓国は6で抜け出し、スイスもたぶん4。
韓国とスイスの結果如何で、終わりになるかもしれない。
ドメニクのひきつった表情がこの苦しい状況を物語っていた。

韓国は素晴らしい。
どこまでいけるだろう。またベスト4に入ってほしいものだ。
日本はすっかり置いていかれてしまった。
その最大の責任は、言うまでもなく川渕にある。
川渕の責任をあいまいにしてしまうと、日本は立ち直れないだろう。

それはともかく、韓国がんばれ!

[韓国-フランス 1-1 G組]