海を渡るシブタ

5年10ヶ月に渡るシブタの足あと~アジア・アフリカ版~

~大震災に思う~ Ⅲ

2011-03-20 23:58:54 | シブタビ ~沸沸愛国日本編~
 先日友人と語った話です。在外日本人の取り越し苦労と思って読んでやってください。

 
 利比亜への攻撃が始まったとかで、巴黎(パリ)で首脳会議があるそうです(3月19日情報)。
 日本へ「あらゆる協力を惜しまない」と約束してくれた某大統領ほか各国の首脳方は、揃って欧州へ行ってしまいました。
 それに先立って、駐日の主な精鋭(エリート)方は、救援部隊も含めほぼ全員日本を出国しています。

 フランスは、原子力発電を推進しているお国です。
 原子力発電の施設を売り込むには、放射能漏れの騒ぎから世間の眼を離す必要があります。
 在日外国人を帰国させた後は徴兵騒ぎで息つく暇なく、こうして日本の危機は世界から忘れ去られようとしているのです。

 (有能な自国民は日本から出した後で)放射能漏れの件は日本国内でやってくれ、後はもう知らないよ. . . 諸外国からそういう対応をされていると受け取るのは、考えすぎでしょうか。


 発電所が安全というのなら、
  どうして最先端の技術をもって内部の(または接近した)写真を撮らないのでしょう。
  どうしてIAEA は何も助けてくれず、査察だけして帰ってしまったのでしょう。
  どうして今このタイミングで、利比亜を攻撃するのでしょう。
  どうしてこの一大事に、日本のテレビは呑気にお笑い番組を流しているのでしょう。


 考えれば考えるほど心配は募るばかり。
 シブタは右でも左でもないけれど(はしっこという説も)、自分の国が大好きなイチ日本人です(特に愛国心を意識してませんでしたが)。
 
 <モノが壊れるのを前提とした国>にいると、<モノが壊れることのない国>とは考え方が違ってきます。


 どうか余計な心配で終わりますように. . . . .



                         於印度 Holi の日に

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