やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

駐車場   やれこら やれこら

2014-10-16 07:50:59 | 今日のやれこら
スーパーの駐車場です。
いつもなら,店内で人と商品観察ですが,今日は大して時間もかからないそうです。
車で待つことにしました。

車は少しでも店の入り口付近にと思うのが,大方の心理です。
今日も,その辺りのスペースには空きがなかなか見つかりません。
入り口から遠い駐車スペースにはかなりの空きが有ります。
私は運よく一台分だけ空いた,入り口付近を確保して止まっています。

赤い軽四が向こうからゆっくり走ってきます。
運転しているのはメガネを掛けた,「元女子」です。
首を左右に廻して空きスペースを探していますが,見つからないようです。
私は気づいていました。
私の隣の車に,さっき買い物袋を下げた二人が乗ったんです。
エンジンも掛かっています,もう直ぐ隣が空くはずです。
「元女子」にはそんなことは分かりません,そのまま通り過ぎます。
思った通りです,「元女子」が行った後に私の隣が空きます。
少し間をおいて次に来たワンボックスカーが,スペースを確保します。
車を斜めに止め,上手にバックします。
ハンドルを切り返すことも無く,ピタッとラインに合わせて止めます。
もしかすると,最新のバックモニターがついているのかもしれません。
運転していたのは「女子」です。
車を降りて,チャイルドシートにいた,子どもを抱き上げ店に入ります。

“あれは,さっきの「赤い軽四の元女子」だ”
少し遠くには止めず,まだ入り口近くの空きスペースを探していたようです。
駐車場を一回りして,今度はワンボックスカーの直ぐ後ろになったんです。
もう少し早くやって来てれば・・・

今度は,向かいの斜め前のスペースが空きます。
赤い軽四ではありません,白いい軽四が駐車しようとします。
なかなか上手くバックが出来ません。
運転席の窓を開け後ろを見ます。
又,前を向いてバックミラーを見ます。
“反対,反対”ハンドルを回す方向が違います。
“代わろうか”と言いたくなります。
何度か前に出たり,後ろに下がったりでようやく駐車完了です。
運転席から降りて来たのは,こちらも「元女子」です。
白い軽四が収まるのを待つ車は二台になりました,どちらも普通車です。
“赤い軽四はどこに止めたんだろう”
少し遠くを眺めますが,見つかりません。

時間潰しには慣れました,駐車場に止まっていても楽しい事はあるんです。
          やれこら やれこら
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クレーン見学   やれこら やれこら

2014-10-15 07:48:15 | 今日のやれこら
台風一過ですが,さわやかな秋晴れという訳には行きません。
雨は降りませんが,太陽は雲に隠れています。
夕方になっても,時折風が強く吹きます。

“んっ,クレーンが1機増えている”
庭から見える景色です,約1km離れて下に見えます。
田んぼを区画整理した場所に,県立の特別支援学校が建設中です。
この間までは,クレーンは2機でした。
精一杯伸ばせば50mにも届きそうな大型と,その半分くらいの小型です。
今日は,小型よりもう少し小ぶりな一機が,増えています。
遠目に見ると,親キリンが子供の兄弟を引率しているようにも見えます。

“まだ,四時過ぎだ,散歩のついでに見に行こう”

近くで見るクレーンは,迫力満点です。
いつまでも見ていたい気分になりますが,クレーンにも勤務時間が有ります。
5時前には仕舞い支度です。
精一杯伸びたクレーンを,たたみます。
まるでカマキリが伸ばした“手”を折り曲げる様です。
一連の動作がまるで“生き物”です。

夕方からの北風は,一層寒く感じます。
折角歩いて温もったからだが,“見学”で冷えてきました。
少し歩き足りませんが,今日の散歩はここまでにします。

帰りは登り坂です,急げば急ぐほどきつくなります,しんどくなります。
身体は前かがみになります。
手は膝に,足は“がに股”,息が弾みます。
一気に登れば,家まであと5,6分ですが途中休憩です。

「やすみょうてんな,どこまでいっちゃったんな?」
崖の上の畑から声がします。
町内の70過ぎの“おじさん”ですが,元気に畑仕事をされています。
子供の社会見学ではありません。
さすがに「クレーンを見学に」とは言えません。
「○○まで」,とっさに工事現場近くのスーパーの名前を出します。
“おじさん”は言います。
「○○近くの工事じゃあー,大けなクレーンがうごきょうるなー」 
(近くの工事現場で,大きなクレーンが働いていますね)         
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台風19号で「散歩」   やれこら やれこら

2014-10-14 07:00:48 | 今日のやれこら
台風19号が接近中です。
窓からは橋と県道が見えますが,車はほとんど通りません。
昼前から降り始めた雨が,横殴りで窓ガラスにあたります。
風も時に音を立て庭木を揺らします。
TVで台風情報を確認します。
パソコンの前に座っていても,なんだか落ち着きません。

ぼんやりしているだけでは,時間を持て余します。
“いつもの散歩の代わりに‹家の中散歩›をしよう”
家の中を歩き続ければ散歩の代わりになるはず,と思い立ったんです。
まずは,散歩コースの準備です,家には二人だけです,遠慮はいりません。
それぞれの部屋の入り口を開けて回ります。
ふすまを開け,ドアーを開けです。
一応散歩ですから,その前に体をほぐさねばなりません。
膝と足首を回し,アキレス腱を伸ばし,・・・ストレッチをします。
身体がほぐれた所で,目標時間を一応30分と決めます。

パソコンの前に秒まで表示するデジタル時計が有ります。
“よし,4時ピッタリにスタートだ,それが分かりやすい”
スタートです。
まず一階の部屋を点検するように,ぐるっと回ってパソコンの前に来ます。
30秒も経っていません。
作戦変更です,今度は各部屋の中を行ったり来たりして次の部屋に行きます。
部屋の中で行ったり来たりはUターンが大変ですが,時間稼ぎにはなります。
テーブルが有ればその周りを二,三周し,仏壇の前ではご先祖様に頭を下げます。
廊下で突き当れば,又向きを変えて10歩ほどの往復です。
“5分位は経ったかな”
またパソコンの前に戻り時間確認をします,“あらら”まだ3分少しです。
がっくりしますが,“十分の一が終わった”と思えば気持ちは前向きになれます。
“散歩は坂が有る,二階に上がろう”坂の代わりの10段ちょっとの階段を上がります。
“そうだ,いつもの散歩では恥ずかしい,行進歩きをしよう”
腕を大きく振り,腿を高く上げて廊下を挟んだ二部屋を行ったり来たり,です。
“ん,これならなかなか前に進まないし,時間稼ぎになる”
「足音が響くからやめて下さい」
名案でしたが,下からの一声で元の歩きに戻ります。
もうかなり経ったはずです,二階の時計で確認します,4時20分です。
“よしよし,後10分だ,調子も出てきたし一階と二階を往復しよう”
一階のデジタル時計で気がつきます。
二階の時計は,5分程進んでいたんです,がっくりしますが散歩は続けます。

“よし,4時29分,あと1分だ,我ながら大したもんだ”
・・・56,57,58,59,ついに,‹家の中散歩›30分完歩です。
まだまだ,体力も気力も有るんです。
                やれこら やれこら

PS)これ以上の台風被害がありませんように。
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「キーがない」   やれこら やれこら

2014-10-13 07:33:32 | 今日のやれこら
今日は,朝から陸上競技審判のお手伝いです。
“ケイタイ”“免許証の入った財布”“時計”“メガネ”それに“キー”
“お出かけ5点セット”はいつもの所に有りますから,すべて持ちました。

“おっ,忘れた”
玄関を出てすぐに気が付きます。
筆記用具を忘れていました。
引き返して3色ボールペンをポケットに入れ,また玄関を出ます。
こんどは,“あらら,大変”です。
愛車,軽トラのキーが有りません。
手に持った“キーホルダー”に,玄関のキーと銀の鈴のストラップが付いています。
普段は,それに加えもう一つ軽トラのキーがついているんです。
ですが,軽トラのキーだけが無いんです。
軽トラは,昨日買い物から帰って我が家の駐車場に止めました。
キーが有るから運転は当然できました。
駐車場までキーが有ったことは確かです。
なくすとすれば駐車場から“5点セット”置き場までの間です。
ですが,どう考えてもおかしいんです。
“キーホルダー”は切れてはいません,外れた様子も有りません。
一つだけ抜け落ちるなんて,あり得ません。
万が一落ちたとしても落ちる所はコンクリート,音で気づくはずです。
とは言っても無いのですから仕方ありません,捜します。
駐車場わきの溝をのぞきます,庭先の芝生も丁寧に見ます。
玄関も注意深く目を凝らしますがどこにも見当たりません。

「キーが無い,軽トラのキーだけない」
玄関で声をかけ“お出かけセット”がある棚を見てもらいます。
「“5点セット”はここには有りませんよ」
“困ったなー,困ったなー”
もう一度外に出て,庭を見渡します。

玄関で「ありましたよ。“ここ”に!!」と声がします。 
なんでそんな所に?
直ぐには分かりませんでしたが,やっと思い出します。
昨日,帰宅時の役目は普段の荷物運びではなく,玄関を開ける事でした。
ということで,玄関を入った時に二つのキーホルダーを持っていたんです。
一つには,玄関キーとストラップ。
もう一つは軽トラキーと玄関キーそれにストラップ,です。
玄関キーだけの方は,家に入ってすぐの所に置く場所があります。
間違えて,軽トラキーと玄関キーの付いたキーホルダーをそこに置いたんです。
当然,玄関キーだけ付いた方は“お出かけ5点セット”の中に入ります。

どちらのストラップも同じ大きさの鈴です。
ただ色は違います。
軽トラキーと玄関キーが付いた方が“金”,玄関キーだけの方は“銀”です。

“金”と“銀”では,分かりにくくなったんです。
いくらなんでも“一本”と“二本”の違いは判るはずなんですが・・・・
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ドラッグストアー   やれこら やれこら

2014-10-12 07:11:13 | 今日のやれこら
今日は,ドラッグストアーに来ています。
買う予定のものは,目薬と蚊取り線香だそうです。
私は運転手と荷物運びが仕事です。
買うものを選ぶわけではありませんから,する事はどの店に行っても同じです。
トレンドに遅れてはいけません,店内の商品と買い物客を眺めます。
店内に入ってすぐには化粧品のコーナーが有ります。
きれいな,目のパッチリした艶やかなタレントの広告ポスターがあちこちに有ります。
“この化粧品を使うとみんなこんなになれるんだ”
“こっちの子より,あっちが好みかな”
“あっちの子より,そっちが良いな”
“それにしても似てるなぁー”
ポスターを近くでながめると,顔の違いが分かるんです。
ですが,少し離れれば,みんな同じに見えるんです。

「あのー」と声をかけて,迷惑そうに私の横を“リアル女子”が通ります。
どうも私のいる所が,邪魔になったようです。
もしかすると,暫く私が動くのを待っていたのかもしれません。
そして思っていたかもしれません。
「化粧品のポスターをじっと眺めて,気持ちわるぅー」

洗剤コーナーに移動します。
今度は立ち止まりません,歩きながら商品を見ます。
そのうち気が付きます。
やたらと“臭”の付いた単語が目につくんです。
“加齢臭”に“男臭”に“世代臭”“男脂臭”なんだこりゃ。
その洗剤を使うと,“対象の臭い”が落ちるんだそうです。
もう洗剤はどれも汚れが良く落ちるのは当たり前,臭いで勝負のようです。
“どうやって,臭いの違いが分かるんかなぁー”
“洗濯物を嗅ぎ分けて,洗剤を使い分けるんかなぁー”

“こんなものまで置いて有る”
豆腐に,ヨーグルトに,牛乳に,かまぼこに,・・・です。
野菜も有りますが,切って袋に入っています。
普段着も有ります,台所雑貨も有ります。

私が英語を習っていた時代には“Drugstore”は薬局,薬店と覚えました。
薬を探します。
有りました,有りました。
「サプリメント」コーナーの奥に“ Drugstore”が確かにありました。

タレントの顔も覚えられません,臭いの違いも良く分かりません。
“Drugstore”の意味も解らなくなりました。
もう,トレンドに遅れまいとすることには無理が有るのかもしれません。
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一計を案じます   やれこら やれこら

2014-10-11 07:34:24 | 今日のやれこら
我が家の前の坂道を散歩コースにしている,“おじいさん”がいます。
“おじいさん”の散歩は毎日ではありません。

「坂がえらいのによう歩いてじゃなぁー」(坂がしんどいのによく歩いて来られますね)
会う度に私はいいます。
“おじいさん”の家は川沿いに有ると,以前教えてくれました。
ここまで上がるのには,かなり急な坂を登らなければいけません。
返ってくる答えはいつも決まっています。
「ちょうしのええときにゃーなぁー」(体調がいい時には)
「たまにゃー,えらいこともせにゃーなぁー」(たまにはしんどい事もしなければ)
「あるきょうらにゃー,動けんようになるけーなぁー」(歩いてないと歩けなくなる)

“おじいさん”の名前も年齢も知りません。
私が見ておじいさんですから,たぶん80歳前後だと思います。

脚立に登って,玄関先の松を剪定しています。
少し高いところにいるだけですが,わが家に通じる坂道がよく見通せます。
“おじいさん”が坂を登って来ているのに気づきます。
今日の私は“職人”ですから,わき目も振らず仕事に集中しなければいけません。
“おじいさん”に気づかないふりをして,声をかけてくれるのを待ちます。
ですが,“おじいさん”は坂道を歩くのに精一杯のようです。
ずっと下を向いて歩きます。
いっこうに高いところで,“職人”をしている私に気がつく様子が有りません。

高齢者になっても,気持ちは子どもと同じです。
“職人で頑張ってる私を見て,褒めて”です。
このままでは,気づかずに通り過ぎるかもしれません。
そうなると,何となく面白くありません。
一計を案じます。
剪定した松の小枝を,“おじいさん”の歩く前にワザと落とします。
“おじいさん”はびっくりした様に上を見上げます。
「やりょうてじゃなぁー」(やっていますね)
やっと気がついてくれました。

「下手に摘んでも来年5月に芽が出りゃあー,誰が摘んでも同じじゃけぇー」
松を剪定する時にいつも“謙虚”に言うセリフです。
“おじいさん”にも言います。

「そうよなぁー,下手でもええんでぇー摘んどきさえすりゃー,ええんじゃけぇー」
  (そうです,下手でも剪定さえしておけばいいんです)
期待した答えと違う言葉が返ってきましたが,仕方ありません。

「落ちて怪我したもんもおるけえなぁー,気を付けにゃーいけんで」
(落ちて怪我した人もいるから,気を付けて)
そう言って“おじいさん”は,又坂道を登って行きました。
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屋根の修理?   やれこら やれこら

2014-10-10 07:28:12 | 今日のやれこら
「家も古くないのに雨漏りでもしたんかなぁー」
ご近所の山裾に有る一軒です。
少し離れていますが,わが家からよく見えるお宅です。
ベランダで布団干しを手伝っている時に気が付きました。
家の周りがシートで囲われています。
職人さんらしき2~3人が屋根に登って,何かしている様子も見えます。

「気の毒になぁー,屋根修理の途中で雨は大変じゃー」
翌日です,雨の様子を見るため窓を開けた私が言います。
雨もあってか,シートは3日経っても外されません。
気にはなりますが,わざわざ見に行く気は有りません。
「何事」と電話を掛けるほど親しくも有りません。
4日目です,とうとうシートが外されました。
現れたのは,太陽光パネルです。
“屋根の修理じゃ無かったんだ。”

「こんな日のあたる時間の短いところに付けてもなぁー」
「新築ならともかく」
「最近は性能の良いものが出来てるんじゃないのか」
「エコだとか,地球にやさしいとかいうけど,効率がなー」
ひとしきり,私の周りで話題になりました。

わが家が有る辺りは,山を背にした地形です。
陽のあたる時間が短いんです。
我が家では,今の季節だと3時過ぎにはお日様が西の山に隠れます。
同じ時間,2kmほど離れた川向うはまだ明るく日があたっています。
いまじぶんは,一時間以上は日のあたる時間が違います。
夏場には“もっと”の様に感じます。
遠くの埋め立て地には製鉄所の溶鉱炉が見えます。
その高くそびえた煙突には,この辺りが薄暗くなるまで西日が当っています。

太陽光パネルを付けたお宅には,働き盛りの“おとーさん”がいます。
高齢者世帯の多いこの辺りでは最近珍しくなった,三世代同居です。
で,分かったんです。
“おとーさん”はパネル関連会社に勤めているんだそうです。
もしかすると,販促に貢献してのことかもしれません。

太陽光パネルが,少しの間ですが地域に”話題“を提供してくれました。
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スズメバチ退治   やれこら やれこら

2014-10-09 07:21:26 | 今日のやれこら
朝から雲一つない青空です。
絶好の“剪定日和”です。
今日は“くろがねもちの木”の剪定に取り掛かります。
勝手に庭に生えてきたものです,50cmぐらいの高さになって気が付きました。
二十年以上前です,今ではかなり高くなっています。
庭石も近くに有ります,枝もよく茂っています。
登るのは簡単ですが,念のため安全ベルトを腰につけます。
3mほど昇れば二階のベランダにいるのと同じです。
川を挟んで市街地が見渡せます,製鉄所の工場や運動公園も目に入ります。

“あれ,変なものが見える”
遠くの街並みでも製鉄所でも運動公園でも有りません。
直線で80mほど離れた同級生の家の二階,軒下です。
茶色で丸く見えるものが有ります。
遠目にはツバメの巣のようにも見えますが,少し大きすぎます。
“もしかして,スズメバチ?”
木から降りて近くまで確かめに行きます。
当たりです,黄色と黒の縞模様で2~3cm位のハチが盛んに飛び交っています。
巣は,直径50cm近くはありそうです。

4日前の日曜日です。
秋祭りの片付けをしながら話しています。
「『5万円です』いうから,高すぎるいうたら結局35,000円になった」
「うちは28,000円で済んだどぉー,まだ巣が小さかったけえなぁー」
スズメバチ退治を専門業者に頼んだ時の値段が。話題になりました。

「OOいう名字の家だけ選んでスズメバチが,巣を作るんな」誰かが言います。
そうなんです。
家に巣を作られ,無駄な出費をした2軒がたまたま同じ苗字だったんです。
私の地区には同性が何軒も有ります,▽▽と××は5軒,△△が一番多くて6軒です。
スズメバチ退治を頼んだ○○2軒は,ともに山の近くです。
「山が近いけえなぁー」で,その話は終わりました。

私が見つけた巣は,家の裏側しかも二階の庇があるすぐ下の壁です。
“気づいて無いのかもしれない,間違って刺されたら大変,知らせてやろう”
案の定です,気づいていませんでした。

巣を遠目に観ながら,二人でいつもの“冗談”です。
「高い梯子はいるし,巣も大きいし,5万円どころじゃないでぇー」
「それにしても○○の名字はスズメバチに好かれるんかぁー」
「まぁー,本家だから分家より安い訳には行かんよなぁー」
友達は,祭りの日に話題になった2軒と親戚なんです。
                         やれこら やれこら

PS)我が家も山に近く,空き家も周りに有ります。
   本当は,冗談を言ってる場合ではないんです。
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若者に幸あれ   やれこら やれこら

2014-10-08 07:30:00 | 今日のやれこら
今日は少し遠出です。
朝の事です。
高速道路のパーキングエリアのベンチに座って,休憩をしていました。
ベンチの斜め前5mほど離れた所に,灰皿スタンドが有ります。
左手にコーヒー缶を,右手にタバコを持った,“若者”が歩いてきます。
上着は着ていません,ネクタイを締めていますが緩んでいます。
少し腹が出ていてベルトは,臍より下に見えます。
首にネームプレートをぶら下げています。
しきりに首をカクカク,左に曲げます。
それも間を置かず,三回繰り返します。
缶コーヒーを飲み,タバコを吸い終わるまで“ずっと”です。
吸い終わると,タバコをギュッと灰皿に押し付け,ネクタイを締め直します。
ベルトの位置を“出た腹”の上にします。
不思議なものです。外見を整えると立派な社会人に見えます。
ですが,首は盛んにカクカクしています。
仕事の内容は分かりませんが、今度車を降りれば,必ず誰かに会うような雰囲気です。
緊張しているように見えます。
“何か知らないけれど頑張れよ”
思わず、声をかけたくなります。

瀬戸内の海沿いを走り、連なる島々を眺め、夕日を見ながら帰っています。
“また帰りも会った,こういう事もあるんだ”
朝と上下線こそ違いますが同じパーキングエリアに寄っています。
朝会った“若者”が,今度はベンチに座ってアイスクリームを食べています。
ネクタイは緩めています。
ネームプレートは外しています。
座っていますからベルトの位置は分かりませんが,たぶん下がっているでしょう。
背もたれに持たれて,時に首を後ろに反らせます。
如何にも疲れた感じはしますが,首はカクカクしていません。
その様子と雰囲気から,察します。
“良かった,良かった”です。
あくまでも私の経験からです。
仕事が上手くいかなかった時に甘いものは欲しくありませんでした。
辛党の私なら,ヤケ酒です。

ついでに,もう一声かけたくなります。
“そのお腹の原因は,いま食べているアイスクリームですよ”
何はともあれ“若者”に幸あれです。
                   やれこら やれこら

PS)ちゃんと忘れずに携帯していたケイタイに,久しぶりにメールが有りました。
  「“昔の女子”と,“元女子”の違いについて」です。
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五点グッズ   やれこら やれこら

2014-10-07 06:51:23 | 今日のやれこら
赤信号で止まっています。
右折レーンにいる車の運転席で「ケイタイ」を使っているのが見えます。
運転手は若そうですから正確には「ケイタイ」でなく「スマホ」でしょう。

「あらら,また忘れたぁー」
その様子を見て,思わずズボンのポケットに手をやります。
無いのです,私は「ケイタイ」ですが携帯するのを忘れました。
よくある事です。
忘れる時は大抵決まっています。
ケイタイを,充電器に差し込んだままにしている時です。

日常外出時に持っていくものを“五点グッズ”と呼んでいます。
その“五点グッズ”は一か所に纏めて置いています,電話を置いている横の棚です。
「時計,遠近両用メガネ,免許証の入った財布,ケイタイ,車のキー」
何れも家に居る時には必要の無い,“五点グッズ”です。
以前は,この“五点グッズ”を別々の所に置いていました。
そうすると,よく忘れていたんです。
流石に,車のキーと免許証の入った財布は忘れません。
一番多いのが,時計で,次がケイタイでたまにメガネです。
“あれー,何時もより景色がぼやけるなぁー”
暫く運転してから,メガネをしていないのに気づいた事もありました。

「一番忘れない財布とキーのそばに纏めとけば」
この一言で, “五点グッズ”の言葉と置場が定着しました。
“五点グッズ”は一年以上前からです,もう習慣になっています。
出かける時には電話の横の棚をみます。
まず,キーと財布をズボンのポケットに入れます,次に時計を付け眼鏡を掛けます。
そして,いつもの様にその場所に「ケイタイ」が有ればポケットです。
ですが,今日の様に「充電器に入ったまま」だと忘れるんです。
充電器は“五点グッズ”の定位置から50cmも離れていません。
しいて言えば,コンセントの都合で少し奥まった位置にあります。

“有るべきところになかったから”としか言いようが無い,何時ものうっかりです。

ケイタイは忘れましたが,運転手としてスーパーに来ています。
ほうれん草を手にし,器用に肩と首でスマホを挟み会話中の女子がいます。
片手でスマホを操作し,お菓子を選んでいる高校生がいます。
“グラムなんぼの肉がええん”,辺りをはばからず大声で話す昔の女子がいます。
スマホもケイタイも,今や身体の一部と化しているようです。

ケイタイの携帯歴は二十年以上になりますが,未だに身体の一部とはいかない私です。
“やっぱり,メールも電話も着信無いし”
何時もの事です。
今では持っていてもいなくても,日常に変わりは無いんです。
ですが,持っていないのに気付くと何故か不安になる“ケイタイ”です。
                やれこら やれこら
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秋祭り   やれこら やれこら

2014-10-06 07:35:28 | 今日のやれこら
今日は八幡神社の祭りです。
この祭りは,各地区からの神輿が八幡神社に集まる町内最大の伝統行事です。

私の住む町には各地区に神社が有り,それぞれに名前がついています。
その内の一つが貴船神社で,私の地区にある神社です。
この神社は名前の通り,京都に有る貴船神社から分詞されたものと聞いています。
その貴船神社に来ています。
八幡神社から“神様”を載せてくる御神輿をお迎えし,“お供”を接待するためです。
御神輿は一日かけて各地区の神社を廻ります。
この御神輿の事を,当地では〝花神輿“といいます。

花神輿には神主さんと20人ほどの“お供”がいます。
”お供“は各地区の世話役と花神輿を先導する”お道具もち“と言われる小学生です。
花神輿は車に乗ってきますが,神主さん以外の“お供”は徒歩です。
花神輿が到着すると車から降ろし,神社の狭い“社殿”まで移動させます。
その移動させるのが,集まった地区の氏子たちの役目です。
そして,神主さんがあげる祝詞をみんなで恭しく聞き,二礼二拍一礼します。
それらが済むと,”お供“に形ばかりの接待をし,花神輿を車に乗せます。
この後,花神輿到着前に準備した,幟や“社殿”に張った幕を片づけます。
私の地区の今年の祭りは,これで終わりです。
時間にすれば,20分です。
八幡神社に神輿を担いで行かないからです。
担ぎ手が足りなくなったのです。
今日も私たちの神輿は貴船神社の蔵に入ったままです。

10年前まではまだ,地区の氏子は何とか神輿を担ぐ元気がありました。
宵宮には,“重い”神輿を八幡神社の境内まで皆で担いでいきました。
八幡神社の神輿蔵に,各地区の神輿が集まっています。
どの神輿も磨き上げられていました。
磨くのは,毎日が日曜日になった“お年寄り”の仕事でした。

祭り当日は景気づけの一杯を飲み,八幡神社の境内で“神輿廻し”の競争です。
競争が一段落すると,担ぎ手みんなで境内に輪を作り,踊りの奉納をしました。
その時に謡われる“祭り音頭”はこの地方独特のもので,何とも耳に残る節回しでした。
一連の行事が終わると,又貴船神社まで皆で神輿を担いで帰ります。
神輿の上には“音頭取り”と言われる一人が乗っていました。
音頭取りは帰る道中,少しも休まず“祭り音頭”を歌い続けます。
「ソレ,ヤートコセイー,ヨーイヤナー」
担ぎ手もお供の子供も,その音頭に合わせて合いの手を入れました。
貴船神社に着く頃には,もうみんなグッタリです。
ですが,最後の力を振り絞り境内で神輿を廻し,踊りを奉納しました。

今年も,隣の地区からは“祭り音頭”が聞こえてきます。
「ソレ,ヤートコセイー,ヨーイヤナー」も聞こえます。

“51かぁー,これではとうてい無理だ”
今日貴船神社に集まったなかで一番若い,氏子“男子”の歳です。
集まった氏子の四分の三は神輿を“磨く係り”の“お年寄り”です。
“祭り音頭”を謡っていた氏子はいなくなりました。
そのうち,花神輿を車から降ろすこともできなくなるかもしれません。                 
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土日一円安   やれこら やれこら

2014-10-05 07:28:33 | 今日のやれこら
ガソリンスタンドに来ています。
このガソリンスタンドはセルフ方式で,自分で給油機を操作します。
初めての時は,少し不安でしたがやってみると簡単です。
ここから2kほど離れた所にも,ガソリンスタンドがあります。
こちらでは店員さんが給油してくれます。
どちらの店も値段は同じですが,値段変更には半日ほど時間差があります。
値段が上がるときも下がるときも,店員さんが給油してくれるスタンドが先です。
セルフ方式のスタンドはライバル店の動静を見て,値段を変えているようです。

“人件費がかからない分,セルフの方が安くてもいいはずなのに,おかしい”
とは思いますが,私はセルフを利用します。
5年前までは,現在は閉鎖した店員さんが給油するスタンドを利用していました。

「お客さん,水抜き剤を入れましょう」
「ワイパーの替え時ですよ」
「○○ベルトが緩んでいます,替えましょう」
気の弱い私は「じゃー頼む」という事になります。
そうすると出費が結構かさみます。
ある時オイル交換して二週間後にそのスタンドに行きました。
その間,走ったのはざっと300kmほどです。
いつもとは違う店員が言います。
「ボンネットを開けて下さい」
「お客さんオイルがかなり汚れています,替えましょう」
“えっ???二週間前に換えたはず”
以来,店員さんが給油してくれる店には行きません。

ちょうどその頃,近くにセルフスタンドができました。
「カード会員様,現金会員様,土日ガソリン,リッター1円引き」
看板の文句に惹かれて,なるべく土日に利用します。
随分と得をした気持ちになります。

給油が終わると,給油機がしゃべります。
「チャンスゲームスタート」
そして,目の前の画面に三つのマークが出て,それを順番にタッチします。
すると「次の機会にご期待ください」・・・またはずれです。
もう何十回とやっていますが「大当たり」には無縁です。

“くじは外れたけど,まぁーいっかぁ”
“一円引きで給油できたんだから”
そう思いながら家の近くまで帰ってきた時です。
“あっ,忘れた”
頼まれていた買い物をするのを思い出しました。
ガソリンスタンドの向かいにある店での買い物です。
Uターンしてまたガソリンスタンドの前まで引き返します。
余分なガソリンは使いましたが,入れたガソリンは“1円安”です。
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早めの準備   やれこら やれこら

2014-10-04 07:47:59 | 今日のやれこら
昨夜の雨を境に,金木犀が香らなくなりました。
彼岸花も色が褪せて白っぽくなっています。
空には黒い雲がひろがり,お日様の姿は見えません。
何となくスッキリとしない朝です。

“よっし,こういう日は運動だ,汗をかこう”
ご近所は既に大根やカブの種まきを済ませているようだし,時期を外さぬようにせねば。
しかし,種まきの前にはまず畑を耕すことが必要です。
我が家には,近所の皆さんが使っている耕運機は有りません。
負け惜しみではなく,“自分で鍬を振るってこそ百姓だ”の信念が有るからです。
自力で鍬を振るいます。
幸い今日は一日中曇りの予報です。
昨夜の雨もほどほどで,畑も耕しやすくなっています。
鍬を振るい,汗をかけば,高齢者には十分過ぎる運動になります。

まず,基肥と石灰分を畑にまき,それから耕します。
本来は種をまく10日くらい前に,この作業をして置くのが良いのです。
“来年こそは段取りよく”を何年も繰り返しています。
今年もあたふたと耕して,直ぐに種まきです。

使う鍬は,父母が使っていた先がフォークのような年代物の三つ鍬です。
もしかするともう一世代前からの物かもしれません。
耕すのは,大根とカブの種をまく場所だけ4坪ほどです。
耕運機だと5分も有れば十分ですが,鍬となると大変です。

「あんたは,鍬の使い方を知らん,力任せに振り下ろしても“えらいばあじゃ”」
「えらいばあじゃ」とはしんどい目をするわりには効果が無いという意味です。
自分でできなくなり“代耕”する私を見て,母はよく言いました。

「あれあれ」です。
鍬を振り下ろし,引き抜こうとすると三つに分かれた金具部分が畑に残ります。
失敗しました,急に思いついたので,鍬を事前に水に浸していませんでした。
鍬の金具部分に木の柄がはさまっているところを,水に浸しておきます。
水に十分浸していれば,木の柄が水分を吸収して膨らみます。
金具の穴から「抜けなくなる」のです。

抜けるたびに,柄を杖に周りを眺め暫くの休憩です。
そしてまた元に戻し,作業開始です。
能率の悪い作業ですが,何とか午前中にやっと終了です。
予定以上の汗をかきながら,再認識です。
「段取りよく,はやめの準備」
私に一番欠けているものです。

昨日の事です,「年賀状印刷予約賜ります」の幟を見つけました。
ニュースでは「おせち料理のご予約開始」をやっていました。
十月になったばかりで,何とも早すぎるのではないかとあきれます。
「段取りよく,はやめの準備」は大事です。
ですが,あまり早すぎても予約した事を忘れる心配が有りそうで・・・
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バス停で  やれこら やれこら

2014-10-03 07:32:31 | 今日のやれこら
バス停の前を通ります。
しきりにバスの来る方向に顔を向けて様子を見ている「昔の女子」がいます。
バスが来る道はカーブしていて直線は20mほど,カーブから向こうは見えません。
待つ時間は長く感じます。

中学に入ったばかりの頃です。
友達と二人で“まち”に買い物に行きました。
一応「バスは,20分に一本は有る」と親から聞いていました。
その頃も時刻表は有りましたが,大雑把な目安程度です。
仮に時刻表通りだとしても,私たちは時計が有りません。
バス停の位置は今も昔も同じです。
年に何度も無い“まち”へのお出かけです。
切符も買っています。※当時は事前にバス停近くに有る店で切符を買って乗りました。
なかなか来ないバスにイライラします。
私は,何度もバスの来る方向を見ます。
時には反対車線まで出てバスの来る方を覗きます。

「落ち着けぇ,見とるけぇいうて早ようは来ん」
“なんでもよく知っていて,いろいろ教えてくれる”友達が,私に言います。
理屈ではなるほどそうですが,思春期の私には“むかっー”とくる一言でした。
「見よったら,早よ来るかもわからんがー」言い返します。
返ってきた言葉です。
「お前の眼はバスを引っ張って来られるんかぁ」
何気なく発した友人の言葉ですが,私のプライドは痛く傷つきました。
このことがあって以来,何がなんでもバスが来る方向は見ない習慣がつきました。

“あっ,バスが来る”
高校生になる頃には,カーブの向こうからバスが来るのが分かるようになりました。
残念ながら私の眼にはバスを引っ張ってくる力はありませでした。
ですが,友達より早くバスが来るのに気付くようになりました。
ついに修行の結果が出たのです。
耳です。
バス独特のエンジン音が,いろんな車の音の中から聞き分けられるようになりました。
大げさではありません,車の少なかった当時は200m先からでも判る様になりました。

現在,“あっちが痛い,こっちが不調”の体ですが,耳だけは自信が有ります。
あのころ鍛えた成果かも知れません。
友人に感謝です。
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速度違反取締  やれこら やれこら

2014-10-02 07:29:50 | 今日のやれこら
“ああっ!やってる,やってる”
時に利用することも有りますが,普段はあまり走らない道路です。
反対車線の側道にお巡りさんが二人,こちらを向いて椅子に座っています。
手に赤い旗を持っているので,直ぐに分かりました。
速度違反の取り締まりをしているんです。
お巡りさん二人は違反した車を,そばに止めたパトカーに誘導する役目です。
お巡りさんもパトカーも,反対車線の運転手からは見えない位置に隠れています。
パトカーのそばには,違反したような人も車も見当たりません。
折角やっているのに,成果が上がっていない様子に少し“がっかり”します。
続いて100m程先に,速度計測係がいます。
手にスピードガンのようなものを持って車に当てています。
こちらのお巡りさんも電柱と看板を利用して上手く隠れています。
“都合のいい場所をよく見つけるもんだ”と感心します。

免許取り立ての頃です。
先輩運転手が教えてくれました。
「運転中,“ネズミ取り”を見つけたらパッシングして教えてやる」
反対車線の車に「やってますよ,スピード注意」の合図をしてやりなさいというのです。
実際自分で“教えたこと”もありますし,それで“助かった”ことも有ります。
“どうするかなー”少し考えましたが,止めます。

同じ道路を帰っています。
次の信号を過ぎた所です。
往きから二時間たっていますが“ネズミ取り”の事は忘れていません。
“もう直ぐ,もう直ぐ”ですが,誰も「パッシング」してくれません。
成果が上がらないので止めたのかな。
前をダンプがゆっくり走っています。
二車線有ります,何時もなら追い越すところです。
ですが,これも先輩運転手から聞いたことが有ります。
「わざとゆっくり,イライラさせて,追い越させて,“ネズミ取りに掛らせる”」
意地悪な運転手さんかも・・・
念のためです,ダンプについて行きます。

まだ,やっていました。
スピードガンを持ったお巡りさんがいました。
パトカーのそばには,二台“運の悪い”車が止まっています。

前のダンプは,取り締まり場所を過ぎてもスピードをあげません。
“意地悪ではない,安全第一の運転手なんだ”
それにしても制限速度以下で,ゆっくり過ぎです。
やむをえません,チラッと運転手の横顔を見てダンプを追い越します。
そして言います。
「変な勘繰りして申し訳ない」
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