やれこら やれこら 昨日も今日も

自分だけはと力んでみても,膝はガクガク,息ハアハア。会話は「アレ,ソレ」そして「やれこら」。鍛えるべきは皮肉とジョーク。

夜中の雷雨   やれこら やれこら

2014-10-28 07:30:03 | 今日のやれこら
屋根を叩く強烈な雨音と,雷で目が覚めます。
「バシャ,バチ,バシャバチ,ゴロゴロドギューン」
昨日の夜12時を回った頃の事です。
窓を,そっと開け外を見ます。
何時もは明るすぎるくらいの街灯が,雨でかすみ,ボヤーとしか見えません。

我が家は山裾です,近くに砂防ダムも有る地域です。
“あの悲惨な災害も夜だった”
広島の土砂災害が頭をよぎります。
“まずは情報,情報”
何か異変があれば,教えてくれるだろう,急いでTVを付けます。
声がいつもの音量では雨音に邪魔されて聞こえません,大きくします。
画面に異変を知らせるメッセージは有りません,通常放送のようです。
“おっ,こういう時はラジオだ”
“何か”に備え,寝室にラジオを置いていたのを思い出します。
ラジオは,TVの声と雨音と雷で,声が聞こえません,大きくします。
一時部屋は,「ゴロゴロ,バシャバシャ,CMの声,人の声」状態になります。

バタバタしている間に,雨は小降りになったようです。
部屋の中では,雨音はかすかに聞こえる程度になります。
“やれやれ,このまま収まれ,収まれ” ですが,5分もするとまた始まります。
「ゴロゴロドギューンバシャ,バチ,バチ」

幸いなことです。
強烈な雨と雷は一時間もしないうちに収まりました,特に被害も無かったようです。

先日の秋祭りで,町内の住人が教えてくれました。
「町内になぜ,京都から分詞された貴船神社があるか」についてです。

この地域は昔から,山からの土砂崩れに遭ってきたんだそうです,
町内には私たちが「谷」と呼ぶ小川が,山沿いに曲がって流れています。
「谷」の始まりは山の峰の間からです。
何十年に一度の豪雨の際には,その「谷」から土砂が流れだし被害が起きたそうです。
土砂災害を起こすのは豪雨の時です。
ご先祖様たちは考えたそうです。
『水を司る神社,貴船神社』をお祀りして,土砂災害から守ってもらおう。
先ず,「谷」を山沿いに曲げます。
そして本来「谷」が一直線に下って来る場所に,貴船神社を建てお祀りしたんです。
400年前だそうです。

土砂災害から町内を守ってくれる,貴船神社です。