しもまゆの写真日記

おいしいものを食べるのが、一番幸せ。日常的に感動したもの綴ったブログ。

絵画鑑賞ができる喫茶店@円舞の館

2021-05-16 12:56:46 | アート・美術館・芸術鑑賞
前々から気になっていた地下にあるお店。


看板が出ていたので・・・



思い切って、行ってみることにしました。




夜は会員制の倶楽部、
昼は喫茶店として営業中。

絵画の展示もしている点に
心惹かれるものがあります。



暗くて、急な階段を下ります。




地下にある木製のドアを
開けて、中に入りました。



アンティークの置物と
消毒液が置いてあります。





シャンデリアがあって
ゴージャスな雰囲気の店内。



大きな絵が飾ってあります。








ステンドグラスもありました。







いろんな絵が飾ってあります。





こちらがメニュー。




店員さんが、コースターに
似顔絵を描くサービスも?!




お店のコースター。






地下のお店ですが、Wi-Fiが使えます。

支払方法はキャッシュレス。




ナポリタンを注文しました。



スープが付いています。



平らな麺で、美味し〜い




ゆったりした時間が流れる
心地よい空間でした。



金・土・日曜日限定営業ですが。。






看板が出てる時があったら、
また立ち寄りたいと思いました^_^


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吉村芳生 超絶技巧を超えて@東京ステーションギャラリー

2019-01-18 12:14:33 | アート・美術館・芸術鑑賞
午前中、八重洲に行く用事があり、
帰りに東京ステーションギャラリーへ。



吉村芳生展を観てきました。



東京ステーションギャラリーは、
建物自体が、重要文化財です。



チケットの券売機越しにも、
創建当時のレンガ壁が見えます。



展示室を移動する時、
階段のレンガの写真を撮影。



古いレンガの壁を生かしつつ、
新しい美術作品を展示する
スペースとして、再生したのですね。



吉村芳生は、私と同じ山口県防府市出身。

1981年に制作された「友達シリーズ」には、
私が通っていたアートスクールの
講師の先生の若かりし頃の鉛筆画も?!

いったん写真を撮影してから、
絵画を描いていたようです。

チラシに使われている藤の花の絵は、
2011年から2013年に制作された作品。

藤の花の一つ一つが
生命だと思って、描いたとのこと。

鮮やかな花の絵の数々は、
色鉛筆で、描かれています。

初期の作品は、モノクロで
写真を拡大した時のドットの
階調を丹念に、再現しています。

鉛筆やペンで描かれているんだけど、
デジタルな感覚があって、新鮮な感じ。

初めての個展で展示したという作品は、
17メートルにも及ぶ、金網の鉛筆画でした。

ギャラリーの壁面の長さに合わせて
制作された作品なんだそうです。

いったんプレス機で、
金網の凹凸を転写してから、
鉛筆で、金網を描いたとのこと。

シルクスクリーンの版に使う
フィルムに描かれた作品もありました。

マス目に斜線を描いた銅版の
腐食の回数で、階調を作った作品も。

美大で版画専攻だった私は、
どの版種も、一通りは経験したので、
制作プロセスが、興味深かったです。



自画像のシリーズは、圧巻でした。

365日のセルフポートレートを元に
描いた自画像が、3セットあるとか?!

パリに滞在していた時に
現地の新聞に描いた自画像は千枚。

日本の様々な新聞の一面の
ニュースの内容によって、
表情豊かな自画像が描かれた作品も。

リーマンショック、山口豪雨、
東日本大震災など、
当時の出来事を思い起こす作品群でした。



作者は、山口県の徳地に住み、
地元の美術館やギャラリーで
作品を発表し続けていたようです。

ところが2007年に森美術館で開催された
「六本木クロッシング2007」で、
作品が大きな話題になったんだとか。

コツコツと作品制作を続けていたからこそ、
時が熟して、評価される日が訪れたのですね。

私と同じ山口県防府市出身の
アーティストが活躍しているとは、
山口県民としては、嬉しいですね。

郷里の風景写真を元に描かれた絵画も、
懐かしい地名がタイトルに
入っているものもありました。。


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助手展2018@武蔵野大学 美術館・図書館

2018-12-18 07:01:29 | アート・美術館・芸術鑑賞
武蔵野美術大学美術館
「助手展2018」を見に行ってきました。



作品一覧は、カラフルな紙に印刷されています。



天井の高い広々とした空間に
大きなオブジェが展示されています。

こんな大きな作品も
制作できる東洋一の工房が、
武蔵野美術大学にはあるそうです。



立体作品と映像を一緒に
展示している作品もありました。



ジグザグになっている渡り廊下を歩いて、
展示室を、移動します。



私が一番好きだった作品は、これ。



布を染色して、空と海を表現しています。

実物はもっと色がキレイで、
布の質感も、何とも言えない味わいがあります。

こういう抽象画みたいな表現、好きです。

大きさが決まったキャンバスじゃなくて、
枠がない大きな布というのも、
心が惹かれたポイントの一つ。

アートって、既存の領域を
超えるものじゃないかと思うんです。



これまで助手展で展示された作品は、
アーカイブ化されているようです。



図書館も見学しました。

螺旋状に書架が配置されていて、
あえて「迷う」設計になっているとか。

目的の本だけを探すだけでなく、
移動の途中で、別の本も、
手に取ってみたくなるような。。

本の森を歩いているような図書館です。



図書館の外観は、こんな感じ。



映像学科の12号館。

私は東京造形大学在学中、
週に一度、武蔵野美術大学の
映像学科の講義も聴講に来てました。



武蔵美のキャンパスを歩いたのは、
大学を卒業して以来だったかも。。

とても懐かしい気持ちでいっぱいです。



さまざまな表現形態の作品に触れ、
自分の原点に、立ち帰る時間でもありました。

作品鑑賞後の勉強会では、
お互いお気に入りの作品の感想をシェア。

武蔵野美術大学の教授の先生方、
国立近代美術館の館長や
東京都現代美術館の学芸員の方とも
意見交換をすることができました。

スマートフォンが普及してから、
美術館での鑑賞の在り方が変わってきました。

展示室内での写真撮影や話し声の問題など、
話し合うことができて、有意義な時間でした。


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川島秀明個展@渋谷ヒカリエ

2018-12-17 13:44:56 | アート・美術館・芸術鑑賞
渋谷ヒカリエ8Fギャラリーで開催中の
川島秀明 個展を見に行ってきました。



本日が最終日でしたが、
ぎりぎりセーフで、何とか
会期中に見に来れて、良かったです◎



川島秀明氏は、私と同じ東京造形大学出身。

造形大の卒業生は、映画監督の矢口史靖氏、
漫画家・イラストレーターの小林裕美子さん、
フライングキッズ等のロックバンドは知ってましたが…



海外の美術館でも作品を発表している
アーティストもいるんですね〜!

母校の卒業生が
活躍しているのは、嬉しいですね^ ^



ヒカリエの窓からは、
雨上がりの青空とビル群が見えました☆



六本木の小山富美夫ギャラリーでは、
12/22(土)まで個展開催中



あいにく月曜日は休館でしたが^ ^;

(明日以降に、リベンジします!)


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日本・スウェーデン外交関係樹立150周年 インゲヤード・ローマン展@国立近代美術館工芸館

2018-12-09 12:41:45 | アート・美術館・芸術鑑賞
国立近代美術館工芸館
初めて行ってきました!



レトロな赤レンガの建物。

1910年に陸軍技師・田村鎮の設計で
近衛師団司令部庁舎として建てられたそう。

現在は、重要文化財として指定されています。



素敵な建物ですね〜

ロケ地としても利用可能なんですね!



日本・スウェーデン外交関係樹立150周年
「インゲヤード・ローマン展」を鑑賞しました。

美術館の入口も、風情があります。



撮影OKの展示室で、写真を撮影。



シンプルなデザインの食器が、
テーブルの上に並べてあります。

蓋つきのものもあり、
使いやすそうなデザイン。

「使いやすくないのは、
いいデザインじゃない」って、
デザイン評論家の柏木博氏が、
大学の講義で話していたっけ。



「できれば荷物は、
ロッカーに預けてください」と
受付で案内されたのも、納得!

展示作品が、
ガラスケースに入っていないんですね。

「地震が来たら、どうしよう」って
ちょっと心配な気持ちにも。。



窓から自然光が入る建物に
ガラス食器の美しさが映えます。

12月9日が最終日でしたが、
会期中に観に行けて、よかったです◎



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アジアにめざめたら アートが変わる、世界が変わる1960-1990年代@東京国立近代美術館

2018-12-08 07:39:27 | アート・美術館・芸術鑑賞
東京国立近代美術館に行ってきました。



アートにめざめたら アートが変わる、
世界が変わる1960-1990年代
という企画展を鑑賞。




撮影可能な作品が2箇所ありました。



これは「もしこのクラッカーが
本物の銃だったらどうする?」という作品。

作者はインドネシアのFXハルソノ。

新美術運動の第3回出品作。

政権が移行する時代に
美術の批評性を感じさせられる作品です。



こちらは、「彼らは犀を密漁し、
角を切ってこのドリンクを作った」という
タン・ダウの1989年の作品。

倒れた犀(サイ)のオブジェの周りに
空き瓶がズラリと並んだインスタレーション。

自然や生態系を破壊している
消費社会を、風刺しているのでしょうか。



オノ・ヨーコさんが着ている洋服に
ハサミでカットを入れる様子を撮影した
1965の動画作品も、展示されてました。



2階から4階までの3フロアの
常設展も、堪能しました。

掛け軸が展示された部屋では、
畳に座って、作品を見ることも!

著名な画家の作品も結構ありました。

最後の展示室の壁いっぱいに
貼ってあった森山大道さんの
モノクロ写真も、見応えありました。




古今東西のアート作品三昧で、
心に栄養補給する時間でした^ ^


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