2024/12/20 fry
前回の章
内心ぎーたかの事が、とても気になっていた。
顔も知らない。
ただ、ああいう女に何故か惹かれる俺がいる。
まあ彼女は小説家としての俺を求めているだけで、男としての俺など眼中に無いのだろうけど。
群馬の先生は百合子と別れたあと、俺は愛に苦しむと言った。
品川春美は結婚して、本当に手の届かないステージへ行ってしまった。
望も新しい生活をスタートさせたのだろう。
思えば急に、女運が落ちたような気がする。
あの変な三角関係などに関わったからかな。
そういえば絶対しほさん、怒ったメール寄越すだろうな……。
彼女は温和な環境で育ち、潔癖症なところがある。
俺は本音記事を書いた辺りの、彼女からもらったメールを読み返してみた。
差出人 しほちゃん
気難しいですねー。
> あまりにも反応ないのに、足跡だけは同じ面子が毎日のようにだったんで……。
人間って自己の尊厳を傷つけられると、発言ってするんだなとは感じました 。
あそこで発言するのは良い人だと思うんですよ。
本当にどうでもいいなら何もコメントせずに「うざっ」と思ってマイミク辞めちゃえばいいでしょう?
足跡つけるだけでも、礼儀って思ってる人もいるし。
私もコメントする時間なくても、新着でアップしてたらとりあえず読むとかしますよ。
ちゃんと気にかけてるよ~ってつもりで。
> まあこれから新しく出会う人は、親しくならず、表面上のみにしておきます。
俺の人間性にこうだと勝手な理想を持っていた人たちが、去っていった訳なんで、作品自体に影響を及ぼすような真似はもうしません。
トモさんは人よりも深い付き合いをしたがる人なんだと思いますよ。
根っから寂しがり屋さんなんでしょうねえ。
もっとみんなひろーくあさーく色んな人と付き合ってます。
もっと気楽に人生楽しみましょうね。
> 本当にしほさんのような女性と出会い、必死に働いて結婚したかったなあって思いますよ。
腐るほど女とは出会いましたが、しほさんのような文学を実践し、理解し、ハッキリ自分の意見を言え、俺の作品が分かってくれるような女性なんて、これまで誰一人いませんでした。
以前ストーカーの話したの覚えてます?
その子もトモヒロって名前で私トモって呼んでたんですよねー。
…で、B型で九月十三日生まれだったなあと。
すっごいデジャブ感じます。
その人も私の事「俺に取っては女神なんだっ!」ってやたら陶酔してたので。
性格そっくりなんですよ。
トモさんと。
私の中ではストーカー的だったけど、トモにとっては一生に一度の純愛だったんだろうなと。
一緒にすんなって思ったら、ごめんなさい。
トモの悩み相談を受けてたころ、本当に思い出すなあ。
B型ってなんでこんなに不器用なんでしょう。
人一倍寂しがり屋のくせに素直になれなくて、自分をまるごと受け入れてくれる人を探してる。
そんな感じ。
まあ、私は器がちっちゃいので受け入れて上げられませんでしたが。
人は絶対に理解し合えることないんですよね。
ただ、理解したいと努力するかしないかだけで。
トモさんの内なる混沌がきっと作品の持つリアルに繋がってるから、それはそれでいいんです。
小説家としてはね。
でも、人生を幸せに過ごしたいなら、もっともっと大らかに穏やかに過ごした方が楽しいですよ。
たまには花とか植えて、ぼーっとしてみたら?
大らかに、穏やかにか……。
普通の家庭に育ち、両親もまともで普通に育っていたら、俺はもっとおっとりしていたんだろうな。
まあしほさんに縋ったトモとかいう男と、俺はまったく違うだろうけど……。
それから古木栄大たちの三角関係の話をした事もあった。
よくよく思い返せば、彼女は三児の母。
しかも三人目は妊娠中との事で、話すべきではなかったのだ。
俺自身の配慮不足。
しかしメールで送ってしまったものは、もう取り返しがつかない。
差出人 しほちゃん
謝ってみたら?
> いえ、時間がもうちょっと経つまでそのままにしておきます。
今はまだ時期じゃないと感じるので 。
時間が経てば経つほど、手遅れになると思うけど。
のぶたさん夫妻は、昔からのお友達なので大丈夫なのかな?
> だって俺は、もししほさんが、こうやって話していて「もうあなたとは悪いけど関わりたくない」って言うなら、寂しくは思うけど、そのまま受け入れますし、関わらなくなりますよ?
その時点で全然違いますよ 。
トモさんはストーカーするタイプじゃないですよね。
繊細なところがちょっと似てるって思っただけ。
私がかなり適当な性格だからかな。
気にしないで下さいね~。
私はわざわざ「関わりたくない」とか言いませんよ。
ムカツいたら一切の関わりを絶って、いきなり消えます。
怒ったら何しても無駄ですね。
でもめったに怒らないですよ。適当なんで。
> 俺の文章がいい文章なんて言ってくれるのは、しほさんぐらいですよ。
拙く幼稚な文章なんて『クレッシェンド』の時も出版社がHPで書いていたぐらいですからね。
クレッシェンドしか読まなかったら、そうでしょうね。
私がトモさんのこと褒めたのって、鬼畜道読んでからでしょう?
それだけ今と昔は実力が違うって事ですよ。
でも処女作であれだけかけたら凄いですよ。
本当。
> 三角関係の縺れでグチャグチャになっている後輩いるんですよ
女の子が手首切ったりとか、ノイローゼになったり……。
その件で相談できるの俺しかいないと当時言われ、もう二年近くなりますが、未だ話はするんです。
まだ解決した訳じゃないので、今日はさっきまで連絡あったから、会って説教をしてました。
自流の流れに沿ってというのと、書きたいから書くだけなんで、こうした誘いからはそのまま受け入れるようにしているんですよね、最近は 。
三角関係ってことは誰か浮気したって事?
じゃなきゃドロドロにはならないですよね。
男の人を二人の女の人が取り合ってるのかな~?
そんな男よりいい奴いっぱいいるよって、良い人紹介してあげたら。
話は早いと思うけど。
駄目?
確かに三角関係でドロドロ程度にしか、説明しなかったしな。
誰か別の男を紹介で話が済むのなら、こんな簡単な事はない。
俺まで巻き込まれ、醜い全員の欲望を細かく話してしまっていいのだろうか?
まあ花として、影原美優はすでに絡んでいる。
最近彼女から、食事へ誘われる事もあった。
実際に会って、俺に相談と愚痴を言いたいのだろう。
影原のフォローもしなきゃいけない。
これも自流の流れに沿ってなのか。
俺は三角関係の詳細も、しほさんへ伝える事にした。
差出人 しほちゃん
子供ってどうなったんですか?
> ブランコも褒めてましたよ。
まあこれだけ書いていれば、自然と勝手に上達もしますよ。
ブランコは亀田の気持ち悪さが最高ですね。
でも全体の構成がいまいちで勿体無い作品。
その後輩?
最悪ですね。
…っていうか妊娠5ヶ月だと降ろせないはずですけど。
十二週過ぎると母体は危険になるし、子供には人間としての権利が発生します。
ここで堕胎すると殺人罪ですよね。
女の人だって二度と妊娠できない可能性が高いし、命に関わります。
妊娠させておいて認知するつもりはないとか鬼ですか?
女なら普通は絶対に、子供を堕胎するなんて出来ないんです。
レイプされてできた子だって、産んで育ることだってあるんですから。
認知しなくても法律で無理やり認知させることは可能ですけど。
中絶手術の内容見たことありますか……?
人間だったら、出来無いです。
事前に知ってたら、絶対にできない。
赤ちゃんって、すぐに人の形になるんですよ……。
話を聞いただけで、物凄く不快。
そんな男死ねばいいのに。
後輩なのにごめんなさい。
こんな人大嫌い。
花さんが可哀想です。
何で、そんな最低のオトコに執着するのかも分かりませんが。
悪いのは絶対にその男の人ですね。
でも馬鹿だわ。
トモさんも子供を堕胎させるようにアドバイスしたなんて最悪。
自分も辛い思いしたんじゃなかったんですか?
責任感が無いにも程があります。
子供を産みたかったんなら、彼と別れて二人の子供を育てればよかったのに。
やはり彼女の性格を考えると、古木たちの三角関係の件など話すべきではなかったのだ。
しほさんへ話したところで解決する件でもないし、嫌な気分にさせただけ。
俺は人を素手で殺せるが、しほさんが望むなら古木を殺しますか?
俺は馬鹿な事をあえて返信で書き、そちらへ注意を促すようにした。
はいかいいえかの二択をさせているが、結局はいいえを選ぶしかない卑劣な方法。
差出人 しほちゃん
ごめんなさいね。
> 俺はしほさんも分かると思いますけど、素手で人を殺せる技術があります
しほさんが望むなら、殺しますか?
ううん。
そんなこと望みません。
関わりたくないから。
雷が落ちてその人が死んだと聞いても、交通事故で死んだと聞いても「天罰かしら」って済ませるぐらいの関心の無さですね。
殺したいわーって思ってる訳じゃーないですよ、そんなつまんない事で。
タンスの角に小指を思いっきりぶつければいいのにっ!って言い換えときます。
> おろせと言った俺。
大きな間違いですよね。
ごめんなさい 。
子供をどうするか決めるのは、お母さん本人だけなんだと思う。
もし、望まない妊娠で本人が中絶を決めたなら、それは別にいいんです。
それを背負っていく覚悟があるなら、いいんです。
ただ、周りがそれを望むのは、嫌。
綺麗事ばっかり言ってごめんなさい。
> 本当に彼女を可哀相と思うなら、関わるべきです。
女性の友達少ないと思いますから。
ごめんなさい。
私、本当に馬鹿嫌いなんです。
イライラするわ。
絶対仲良くなれません。
自分にプラスにならない人間と一分一秒たりとも関わりたくないです。
私って本当に冷たい人間なんですよ。
他人の不幸に巻き込まれるなんてまっぴら。
書いてて嫌になりました。
でもこれが本音。
だから本当にごめんなさいね。
何故彼女は何度も謝るのだろう?
しほさんが謝る事なんて、何一つないのに。
携帯電話にメールが一件届く。
あの望からだった。
神父の旦那とは離婚が成立し、江古田の娘二人と新しい生活を開始した事。
教職の免許を持っていた彼女は、小学校の先生を始めた事。
生活が落ち着いてきたから、俺へ会いたいと思っている事。
読んでいて無性に望へ会いたくなった。
俺も男である。
今すぐ会って望を抱きたい。
ミクシィでしほさんからメールが届く。
差出人 しほちゃん
産みたかったんでしょうね。
遣り取り見てて思いました。
この彼との間に子供ができて、家族になる事が、彼女にとっての唯一の幸せなんでしょうね。
失った子供も忘れられないんでしょう。
周りがどんなに別れた方がいいって言っても、無駄なんでしょう。
辛くても、一緒に居られたら幸せなんでしょう。
彼女は何で、彼に愛されないんですか。
顔がブサイクなの?
性格が病んでるから?
彼女が彼に愛される努力をしていないから?
彼女が素敵な女性になって、彼が彼女を心から愛するようになれば、幸せなんでしょうね。
それしか言えませんね。
また性欲から動くのか?
古木、影原、牧田の三角関係をまったく関係の無いしほさんへ話し、嫌な思いをさせ、先日俺は浮気は良くないという記事を偉そうに書いたばかり。
それでいて望から久しぶりにメールが届き、会いたいと言われたからと会って抱く?
複雑な心境。
俺が誰にも言わずに望と会い、ただ抱くなら問題ないのだろう。
だがそれをすると、俺の中にある何かが壊れる気がした。
しばらく女なんて抱いていない。
性欲が溜まれば自分で処理するしかない現実。
女を抱きたいから、何も考えずただ抱いた。
それを本能的にやったから、古木はあの無様な三角関係を作り、人の命まで亡くすような行為まで発展した。
差出人 しほちゃん
今丁度私、妊娠五ヶ月なんですよね。
だからこの手の話題に、必要以上に嫌悪感持っちゃって。
ごめんなさい。
感情的過ぎましたね。
普段ならスルーするんですけど。
お腹痛くなっちゃって「ああ胎教に良くないっ!」って思いました。
私がイライラしたってしょうがないのにね。
幸せは本人が決める事だしね。
馬鹿は罪ですね。
本当にそう。
馬鹿だから、馬鹿である事に気がつかないんですね。
そう…、三角関係の詳細を伝えると、しほさんにとって絶対良くないとは思って躊躇していた。
だから簡単な障りだけと感じたが、本来妊婦に対しする話ではない。
あの一件は、俺の胸の内だけにしまっておけば良かったのだ。
おそらく影原美優からの連絡が何度もあり、俺なりに誠意を持って返していたが、エゴ丸出しの三人にはウンザリしていた。
だから誰かに溢したかったのかもしれない。
花からのメールが届いている。
差出人 花(影原美優)
岩上さんと古木、古木と私が関ってる以上岩上さんと私が関らないというのは難しいかと思います。
簡単にですけど私の話したかったことはこういうことです。
岩上さんと話をすると思い出すんです。
お腹の中に子供が居たときの感覚を。
いつまでも子供、子供いってるんじゃない。とおっしゃるかもしれませんがその感覚は今後生涯忘れる事は無いと思います。
身体の状態の悪い時にその感覚を思い出すと必要以上に耳、心を閉ざす事になります。
先日のメッセンジャの話もその様はものです。
分厚い壁です。
岩上さんに限らず、他の人と話をしてても何かのキーワードでなります。
私自身の受け入れ態勢が整わないといくらいいお話をしていただいても無駄になるので、少しでも身体の状態が落ち着くよう時間を下さいと言ったまでです。
家にこもっているからそうなんだよ、と以前言われましたが、外に出て妊婦さんを見れば苦しくなり、ベビーカーに乗ってる赤ちゃんをみれば苦しくなり、おもちゃ売り場や服売り場でも……。
外に出たってそんな感じです。
二十四時間中起きている時間で、料理したり掃除したりしてる時間ぐらいな物です。
頭に浮かばないのは。
それも今は出来ないので、浮かばないようにするために本を読んだりネットで小説見たりゲームしているだけです。
ですが、時折岩上さんと話をしておかないと私の感覚もおかしなものになりかねません。
『騙して堕ろしてしまえ』そういった人が悪い。
恨むのはその人だ。
そう考えるようになったら終わりです。
順子順子さんに対して……
『あんたが居たから、堕ろさなければ無らなくなった。あんたさえいなければ』
そのような感覚はありません。
岩上さんに対しても上に書いたような感覚はありません。
長々と失礼しました。
ありがとうございました。
差出人 岩上智一郎
> 岩上さんと古木、古木と私が関ってる以上岩上さんと私が関らないというのは難しいかと思います。
分かりました
では、古木君とも関わりません。
> 簡単にですけど私の話したかったことはこういう事です。
岩上さんと話をすると思い出すんです。
それについては思い出して当たり前だし、責めていません。
でも、それなら何故自分の産んだ子供を裁判で決まったといっても、こだわりを感じさせないのですか?
俺もおろすように言いました。
でも、最終的に決めたのはあなたたち二人です。
俺と話をすると思い出すのは当たり前だと思います。
それについては第三者が口を挟んで申し訳ないと思っています。
だから余計に今後俺とは関わらないほうがいいと感じます。
> 体の状態の悪いときにその感覚を思い出すと必要以上に耳、心を閉ざす事になります。
先日のメッセンジャの話もその様はものです。
それが分かったから、もう俺が関わるのはやめようと言ったまでです。
> 家にこもっているからそうなんだよ、と以前言われましたが、外に出て妊婦さんを見れば苦しくなり、ベビーカーに乗ってる赤ちゃんをみれば苦しくなり、おもちゃ売り場や服売り場でも……。
それに関しては申し訳ありませんでした 。
> 二十四時間中起きている時間で、料理したり掃除したりしてる時間ぐらいな物です。
頭に浮かばないのは。
だから気に掛けてきたつもりだし、少しでもいい方向へ行ければと俺も色々考えていました。
> 『騙して堕ろしてしまえ』そういった人が悪い。
恨むのはその人だ。
そう考えるようになったら終わりです。
俺を恨みたいなら恨んで下さい。
でも、人のアドバイスでそう動ける人をずっと好きだと意地を張っていたのは自分です。
あの時俺は、子供の事よりも自分の恋愛感情が先なんて俺のお袋みたいだなととても嫌悪感を覚えました。
あなたと話していて、自分が悪いという部分は何も持たない人なんだなと感じました。
それは古木君にしても、牧田順子さんにしてもです。
みんながみんな、自分のエゴを通そうとしているだけ。
で、あなたが妊娠しているのに心配した人っていますか?
俺は以前付き合っていた人と子供ができて、おろさせた事あります。
今でも後悔するし、当時を思い出すと涙が出ます。
そんな俺が、あなたの子供をおろしたほうがいいと言った、本当の意味なんて分からないでしょう。
古木君にはどれだけ罪深い事か、俺は何度もそれを言いました。
でも、彼は分かっていないんでしょう。
一人になって孤独を知らない限り、あれが悪い事だと真から理解できないと思います 。
もっとみんな、自己弁護だけでなく自分たちのしてきた過去の行為を振り返りましょう。
> 順子さんに対して ……。
名前を出さず、三人の件は親しい人にどうしたらいいか色々相談してきました。
一番言われた意見は「他人同士の事だからトモちゃんが間に入る必要なんてない」というものでした。
あなたが可哀相だと思ったから、俺は何とか闇を払ってやりたいと思うようになりました。
でも、あなたの対応を見て、俺の独りよがりなんだなと感じました。
女性からの意見では、「浮気をされた時点で終わりなのに、その女が悪い」という人もいます。
逆に「一番可哀相なのはおろした女の人だ。男の人は殺してやりたい」という意見もあります。
その人は俺を責めました。
だから俺は言いました。
「じゃあ、異性である俺が接するより、同性のあなたが接するべきだ。本当に可哀相と思うなら、実際に接してみればいい。それに俺は素手でも人間を殺せます。あなたがそう望み殺せと命令するなら、彼を俺が殺してきましょうか?」
「ごめんなさい、私は馬鹿は嫌いです。マイナスにしかならないような人とは付き合えません。私はそんな冷たい人間です」
そう言いました。
あなたたち三人の意地に、巻き込まれる人たちは誰もいい思いなんてしないんです。
確かに誰も得すらしません。
人のせいにする事で楽になれるのなら、どうぞ俺をいくらでも憎んで下さい。
あなたのエゴと意地、それがすべての始まりです。
俺は何故彼女にああまで冷たいのかと彼に何度も詰め寄りました。
実家に手紙を送った一件、あれが相当尾を引いているようです。
当時俺は「彼に嫌われてもいいのなら、手紙を出せば?」と言いました。
それを実行したのはあなた自身です。
他人を巻き込もうとする行為は本当にやめたほうがいいと思いますよ。
もし現状、この一年半ぐらいずっと苦しいのなら、別れる事をお勧めします。
俺は俺でやり事があります。
他人の色恋沙汰にこれ以上首をつっ込むつもりはありません。
日記を書くのは自由ですが、俺の目に入るのが嫌なのでマイミクは外させて頂きました。
影原美優さんの意思を尊重した結果に過ぎません。
思えば先日のチャットで少し会話をした時も、皮肉な言い方をされていたので、この人は何を勘違いしているのだろうとは感じていました。
俺は自分に何のメリットもない事に、相手の都合を待つほど暇人でもお人良しでもありません。
いい方向に導けたらなと思って老婆心ながら伝えただけなので。
本当に現状を良くしたいのなら、下記に書いてあるような事は言わないでしょう。
なので、俺の人生ではないので放って置く事に決めただけの話です。
一つだけ言っておきます。
これはあなたがたの個人個人の意地をそれぞれが一番始めに考えているから、何年経っても同じような状況が続いています。
自分の事は自分でケツを拭いて下さい。
牧田順子さんには同じような事を言い、随分前に切りました。
「岩上先生も私たちと同じ穴のムジナですよ。私たちと関わる事で先生は楽しんでいる」
こんな台詞を浴びせられました。。
憎む対象を勘違いし、俺にまで嫌味を言うようになったから、「俺は待ってくれ」なんてひと言も言っていないと当時言ったまでです 。
影原美優は未だ闇に覆われている。
当然だ。
理不尽な形で子供をおろす羽目になったのだ。
だから彼女が俺に何かしら縋ろうとしているのが分かったから、できる限り対応した。
影原の言い分も痛いほど分かる。
何故なら俺が家族間で感じた孤独を立ち位置は違えども、彼女もまた孤独なのだから……。
周りに誰一人味方がいない環境というのは、真っ暗な空間の中冷たい水にどっぷり浸かっているような感覚。
牧田順子に比べたら、影原美優は馬鹿ではあるが卑怯な子ではない。
少しでもいい方向へ明るく行けるならと相談にはいくらでも乗ってきた。
ただ彼女が古木栄大との暮らしを望んでいる限り、どうにもならないのにな……。
家に籠っていないで、働き口なら紹介するから働いてみたらとアドバイスはした。
ずっと気になっていた望への返信。
俺が過去不倫をしていた人妻だった望。
一年ほど連絡を取っていなかったが、最近になってまた連絡が来るようになる。
以前あの浮気記事を書いた本当の意味合い。
言った事と行動が違うって人間として本当に格好悪い。
別段恰好つけたいが為にあの記事を書いた訳ではないのだ。
正直今すぐにでも望と会って、この手で抱き締めたい。
でも彼女は二人の娘との生活がある。
だから道を示さなきゃ……。
俺は先日書いたミクシィの浮気は駄目だという記事のURLをメールへ張り付けた。
【望へ】
先日は色々とごめんね。
ここ一年ちょっとの望を見て、俺を嫌いになった訳じゃないのも理解できているし、苦しんでいるのも分かったんだ。
どうやったら望を楽にできるだろう。
色々と考えた。
で、一番いい形が俺も望も胸を張って生きれるような道がいいと思った。
このURLを見てほしいと送ったけど、断腸の想いで送った。
見て、望はショックを受けるだろうし、でも、そうする事で望はブレず、子供たちへより愛情を注げるんじゃないか。
俺は俺のできる道を歩む。
本音を言えば、望にいつだって会いたいよ。
五分だって会う時間を作ってくれたら、俺はすぐ行くと思う。
でも、会えば望を苦しめてしまうだろうって。
本当に苦しい時はさ、連絡しても、相談しても全然構わないよ。
俺で力になれるのなら、いくらでもなる。
俺、望と出会えて幸せに感じるし、とても嬉しかったんだ。
本当にあの頃、このまま略奪しちゃおうかなって、思った事も何度だってあるし。
だから本当に辛かった。
このURLを送るのが……。
好きだから、相手が一番いい形を望む。
間違っていないよね?
岩上智一郎より
心苦しいけど、俺は望へ道を示した。
すごい抱きたかったけど、精一杯格好をつけた。
じゃあどうする?
俺は小説を書くっきゃねえじゃん。
さて、最近ギネスギネスとか言い出しちゃったけど、実際『グインサーガ』ってどうなんだろう?
栗本薫著『グイン・サーガ』単一の作家による世界最長の小説。
正伝百二十九巻+未完一巻(外伝二十一巻)。
早川書房は百二十九巻までの出版を決めており、絶筆の百三十巻途中までの原稿も公表したいとしている。
『グイン・サーガ』は、同社が二千四年、『最も長い小説』としてギネス申請、『一冊の本ではない』 などとして認められなかった経緯がある。
夫の今岡清さんによると、栗本さんは闘病中も、原稿を書き続けた
「多い日は五十枚も書いていたのに、最後は一日数枚がやっと。思い通りにならず、とても悔しがっていました」
多い時で五十枚?
俺はその数倍の速さで書いている。
グインサーがと言えば『早川書房』。
一体原稿用紙何枚分ぐらいあるのだろうか?
このぐらいの枚数だろうとか予測とかじゃなく、ちゃんと知っておきたい……。
早川書房へ電話を掛けてみた。
「お忙しいところ恐れ入ります。岩上と申しますが、グインサーガの早川書房さんでしょうか」
「はい、そうです」
「この度は栗本薫さんの件でお悔やみ申し上げます」
「ありがとうございます」
「大変失礼でございますが、本日は栗本さんのグインサーガ、これは原稿用紙にすると、だいたいどのぐらいになるのか知りたくて連絡した次第になります」
「あの…、失礼ですが、どのような目的でお聞きになるのでしょうか?」
「大変失礼しました。私、一応作家でございまして、この度世界で一番長い小説を書こうと宣言してしまったんです。それで「失われた時を求めて」は作者数名によってなので、世界一の栗本さんの枚数はどのぐらいのものかと知っておきたくて連絡しました」
「ちょ、ちょっと待って下さい……」
保留音が流れ、年配の女性が出る。
「大変お待たせ致しました」
「いえ、とんでもないです。はじめまして、私、一応作家をしております岩上智一郎と申します。お忙しいところ恐れ入ります。先ほどの方に状況はお伝えしたと思うのですが……」
「ええ、存じております」
「それで、栗本さんのグインサーガ、これはだいたい原稿用紙だとどのぐらいになるのかと思いまして」
「一巻だいたい原稿用紙四百枚です。最後の百三十巻のみ未完の為二百枚程度になっています」
「ありがとうございました。目標を知っておきたかったので、大変助かりました。栗本さんはそれを三十年間でって事ですよね?」
「ええ、そうです。今は失礼ですが、どのぐらい……」
「今年からなんで、まだ原稿用紙四千九百枚ぐらいなんですよ」
「あら、凄いですね」
「それでは失礼致します。ありがとうございました」
俺の名前も聞き直さなかったぐらいだから、何を偉そうにぐらいに思っているのだろう。
まあ、今回の電話の目的は実際の原稿用紙枚数を知る事と、宣戦布告として喧嘩を売っておく事の二つ。
プロレスで言えば、タイトル戦の前の前哨戦に挑戦者がへらず口を叩いて、チャンピオンサイドを挑発したようなもんか。
四百枚×百四十巻+二百枚。
五万六千二百枚か……。
何だ、まだ十分の一もいってねえじゃん。
現時点で原稿用紙四千九百枚ぐらい。
栗本さんは頑張って気合い入れて書いて多い時で一日五十枚。
調べると…「本当に無理して頑張れば原稿用紙四百枚のグイン一巻分を四日で書き上げられるってあとがきで自慢してたことがあるな 」とのコメントもある。
俺、無理しなくても、気合い入れればそのぐらいは可能だしなあ。
さて、頑張りますか!
しほちゃん
正直な感想。
本編のほうを全部読み終わりました。
ここで正直な感想を一つ。
鬼畜道、感動が無いです。
感動する箇所が全編読んでみて思い出せない。
トモさん個人のこだわりとか、後悔とか、憎しみとか、そういうのはとてもリアルに伝わるし、展開も面白くて読んでて飽きないんだけど、普通の人が読んでみてトモさんの意見に共感できる箇所が
物凄く少ない。
後悔はしても反省はしてない感じとか身勝手な印象を受けて、主人公を好きになれないんです。
人の為に何かをしたことってありますか。
トモさんの独りよがりな感じじゃなくて、純粋にその人の為を思ってした事ありませんか?
そういうこころ暖まるエピソードとか、後悔してる場面にもっともっと自身の内面を見つめて反省する場面をいれたほうがいいです。
どこか他人を馬鹿にしてるような、独りよがりな身勝手な印象を受けてしまいます。
たとえば百合子さんと子供と電車の話。
物凄く独りよがりな印象。
自分が何もかも正しいと思ってるような主人公では…、魅力ないです。
やってしまったことに後悔して悩んで苦しんでここから成長しないと。
自己満足で終わってしまう事が多くて。
そんな事ないっ!って思われたらごめんさい。
多分書き方の問題だと思うのでも~ちょっと他人を思いやる、他人の気持ちに立って考える態度を重点に置くといいかもしれません。
俺の作品には感動が無い……。
原稿用紙で未完ながら五千枚近くの長編を読んだしほさん。
言いようのない感謝はある。
ただハンマーで思い切り頭を叩かれた気がした。
酷く混乱している。
まるで異空間の中を彷徨い泳いでいるような感覚。
立ち上がり、部屋を出て階段を降りる。
気付けば外へ出ていた。
悪夢でも見ているような風景。
俺はタバコへ火をつける。
ゆっくり吸ってから部屋に戻り、ミクシィで記事を書き出した。
我に流れし血
呪いの血脈なり……
我、忌み嫌われし子
誰からも必要とされず
故に一人孤高に生きる
これはこの作品を書いた当時岩上整体を開業する時に、自分の心境を正直に書いたものです。
そうじゃないと思い、自分では頑張ってきたつもりでした。
でも、誰かの為に生きてきた訳じゃないし、自己満足のみでずっと生きてきたのかもしれません。
それを赤裸々に書いた『鬼畜道 ~天使の羽を持つ子~』……。
酷い駄作かもしれません。
金の為に書いている訳じゃないし、書きたいから書いているだけの作品。
それに意味をもたらそうとギネスへ挑戦と副産物的な意味合いで定義を持たせた。
理想は書きながら、そして困った患者を治しながら生活できる事。
でも、世の中そんなに甘くない。
人と関わるべきじゃなかったのかな。
そうも思いました。
たくさん金を稼いで無駄に遣っていたから、金をなくせば少しはマシな方向へ変わるかな。
そう思って実際に動いても、虚無感があるだけで人がさらに離れただけだった。
金を持っている時は、本当に嫌なぐらいたくさんの人が群がってきたな。
まっとうな仕事で少ない金を人が喜ぶならと思って頑張ってきたつもり。
その行為に甘えるようなふりをして騙してくる人間はあとを絶たない。
それでもまた多少の金を手に入れたら、医者へ行っても改善されない苦しむ患者たちを治しながら生活するのもいいだろう。
一つ自覚したのは俺は嫌われているという部分。
やる事が人と違い、変わっているからだろうか?
自分では良かれと思って接しても、裏切られる。
なら、せめてギネスに挑戦して名を残そう。
そうすれば誰の賛同もいらない。
人と関わらなくても済む。
『孤独』を知り、それを打破する為に人に関わろうとする事自体、俺は間違っているのか。
色々考えました……。
答えは未だ出ません。
なら、書くしかないようです。
ぎーたか
どうか悩まないで下さい。
岩上さんの実体に惹かれなくても、岩上さんが産み出すものに惹かれる存在がある人もいます
表現者が自殺して去っていくのは少なくないのは、表現者は「じぶんが表現するもの」に存在意義がある事に気づかず、表現者はいつか「実体」に何かを求めるからだと思います。
素晴しいものを産み出しているから「評価」がほしい。
表現しているから誰かに見てもらいたい。
生きているから、愛してもらいたい。
自分がした事に報酬を求めるのは自然なヒトの機構だと思います。
その単純な機構を乗り越えて表現した時に、ヒトはたちまち「人間」になり「表現者」になるのだと思うんです。
たとえば、孤独を音楽に変えたり文字に変えたり。
it is no use crying over spilt milk.
失ったものを嘆いても仕方がない。
たいていのヒトはそれをあきらめる。
表現者はそれをモノに変えるのでしょうネ。
岩上さんのその思い。辛さ。苛立ち。孤独。
私はそれを読みたいです。
かつて赤崎がハンバーグ→求人情報→金→力→愛と、どんどん見えないものを求めていった。
その悲しい履歴、ヒトの本質を岩上さんはあたしたちの身近な文字で綴った。
私は「ギネス挑戦ガンバ」なんて絶対言いません。
もう一度、私たちの身近な言葉でヒトの本質を語っていただきたいんです。
それはもしかしたらたったの一行で済む事かもしれません。
私は表現者としての岩上さんを応援してます!
頑張って下さいネ。
飲み会帰りなもので長文すみません。
イラッとしたら削除してくださいネ 。
俺はぎーたかの名前も顔も何も知らない。
でも、凄いこの子の事が好きなんだなあと自覚した。
表現者としての俺を応援する。
そう彼女はハッキリ言い切った。
実物の俺はどうでもいい。
だけど彼女へメールを送った。
断られるのを分かっていながらも、素直に自分の気持ちを伝えた。
ぎーたか
お誘いどうもありがとうございます。
でもあたしは活字になった時に、岩上さんの鬼畜道を読みたいです。
〇と一で表現されたものに何の興味もないのです。
下らないブログとか。
読みたい!てゆーか覗きたい気持ちを抑えながら、岩上さんの本が世に出た時に触れたいです。
強気ですいません。
酒の力です。
おやすみなさいませ。
小説を一冊の本として世の中へ出す大変さを知っているのか、この女め。
本当ツンデレで可愛いなあ……。
ただ実際に処女作の『新宿クレッシェンド』で世に出したところで、俺は印税は入ってこないわ、特別な評価を業界から受けた訳でもないから無職のまま。
しほさんはこんな俺に才能があると言ってくれた。
ぎーたかにしてもそうだ。
本当に俺にそんな価値などあるのか?
だからせめてギネスをと、空威張りしている。
酷い女だ。
一人黙々と自己の根底に眠る憎悪や葛藤、渇望などをまだ文字に表せと言う。
俺でなく、俺が吐き出したものにしか興味がないと……。
ぎーたか、君が気になって仕方がない。
だからこれまで以上に書いてやるよ!
俺のマスターベーションをな。
ぎーたか
だーかーらー!
才能とかどーでもいいんす!
オレには才能がない…とか悩んでいるヒトなんてダメっす!
石川啄木とか死んでから評価されたヒトなんてたくさんいるんす!
信念を貫いたヒトが残るんす!
強気でいてほしいっす!
表現の手段としてギネス挑戦があるのなら支援しますけど、ギネス挑戦のために表現しても、誰も支援しないす!
記号を羅列しただけの世界一のギネス挑戦なら、あたしなら十五時間でできるっす!
表現するためにギネス挑戦を挑んだのでしたら、下らぬ批評に惑わされるなかれっす!
まじでおやすみなさいませ……。
今日の九時には会議っす!
俺はミクシィで記事を書いた。
内容はぎーたかへ向けて。
何度落ち込んだって、何度だって立ち上がるさ。
見てろよな、俺はまた絶対に世に出てやるから。
本だ、絶対に本にまたしてやる!
書きたいから書いている作品『鬼畜道 ~天使の羽を持つ子~』。
つまらない事でグジグジと考え過ぎた。
才能?
あるに決まってんじゃねえか!
だって処女作で書いた作品を俺は本にしたんだ。
自分の金じゃなくて。
読んで良かったとか、もう読者の事は気にしない。
書きたいから書いて、ギネスで世界一になりたいからやる。
それだけだ!
俺の小説の根底は憎悪だとか、悲しみだとかつまらない事を書いてすまなかった。
またみんなに注目されるよういつか本にするわ。
どうしても本にして、読んでもらいたい人がいる。
それには魂だ。
魂を書く為に、俺は今書いている。
そして信念を貫くだけ。
自費出版は嫌だから、どんな方法を使っても『鬼畜道』は本にしてやるからな!
読みたい人は勝手に読んで、好き勝手な事を言えばいい。
俺は書きたいから書いているだけだ!
岩上智一郎
しほちゃん
> みんなに好かれるような主人公じゃないと、書く意味なかったでしょうか?
読んでてこの主人公には全く共感出来るところがないなあ~って思えば読まないでしょうね。
周りから嫌われても読者には好かれないと。
別に誰からも好かれる好青年じゃなくていいんです。
嫌われ者をあえて書くならとことん悲惨な人生だっていい。
でも、どっか憎めないとことか同情しちゃうところとかないと駄目だと思いませんか?
なんだかんだ言ってそんなに悪いヤツじゃないんだよって。
応援したくなるような気持ち。
丁度いま肉付けしてるので幼少編や中学編でいれられたらなーって思います。
トモさんの人生そのままならトモさんの心境一つで全然違うと思うんですよね。
書き方ひとつで全然違うと思いますし。
> 整体時代、医者にも大した治療を受けられず、困っていた人たちには誠心誠意接してきたつもりでした 。
整体時代のエピソード期待してます。
> 俺に才能ないと思われたなら、正直にお願いします。
しほさんが与えてくれた誇りです。
しほさんが言うなら、その誇りは無くなります。
元々才能なんか無いのは自覚しています。
あったらとっくに作家として食べていけるはずですからね 。
このなが~い話をここまで読んだんですもの。
つまらなかったら読みません。
今のままでも十分面白いんですよ。
一気に読めちゃうくらい。
欲張ってみたいんですよ。
ただの長いだけの小説じゃなくて、読んで涙が止まらないぐらいの感動とか絶望を感じてみたい。
読みきった後「なんて凄い作品なのっ!」って皆に宣伝したくなるくらいの小説にしたい。
トモさんだったら出来ると思うんですよね。
> しほさん、『鬼畜道』まだ途中ですが、読んで後悔してませんか?
私、欲張り過ぎました?
自信を無くしちゃったようだったら御免なさい。
逆です、もっともっと自信を持って書いて欲しいんです。
しほちゃん
ブログ見ました。
えーっと御免なさい。
私のメッセージの件で随分悩ませてしまいましたか?
丁度作品一気読みして感情移入しちゃってたので、熱くなっててすみません。
読後感の悪いとこの終わり方でしたしね。
書けなくなったら本来の目的からも外れちゃいますもんね。
つまらない事言ってごめんなさいね。
才能はあります!
トモさんの感じたままに書き続けてください。
私はただ、読み続けて行きたいと思います。
私の言葉で揺れるようなら無視して下さいね。
身勝手な読者の戯言です。
今度は逆にしほさんが勘違いして悩みだしている。
俺はぎーたかとのやり取り、そして気持ちを正直にしほさんへ伝えた。
原稿用紙五千枚近くまで書いて、この作品に感動は無いと言われた。
いいんだ、それで。
だってまだ『鬼畜道 ~天使の羽を持つ子~』はまだまだ途中だし、これから果てしなく続くのだから……。
主人公が魅力無いのも当然。
まだ作中では蛹状態だからね。
まあそれを言ったら、今の俺もそう変わりないか。
未熟である事は昔と変わらない。
しほちゃん
考えちゃいました。
> ぎーたかって子のコメントに救われました。
だから作品が完成したら、今度デートしろとメールを送っておきました。
ぎーたかさんはとっても素敵な方ですね~。
でも実像には興味ないって暗に言ってませんか?
そんなことばっかり言ってると嫌われますよ。
トモさんに必要なのはぎーたかさんのように暖かく見守ってくれるファンの方なんだなとしみじみ思いました。
> 何度も言っているように、俺はしほさんの言葉で報われた。
影響力があるのは当たり前です。
俺はマゾでも何でもありません。
でも、ああいう風に欲張りたいなら、これからもそのスタンスは変えないで下さい。
また取り乱し意味不明の行動をするかもしれません。
でも、お礼に世界一の作品を提供します。
アバウトに指摘すると全否定になっちゃいますね。
ごめんなさい。
気をつけますね。
ここのところもっとこうしたほうがいいと思うんですけどどう?って気になったらその都度聞いてみることにしますね。
たとえばホテル時代の話とか、後輩を助けてあげるところなんてすっごくいいと思うんですよ。
トモさんの男気が出てるなって。
でも保険のおばちゃんに毒づいちゃうところありますよね。
ふつーあんな短期間で再発した病気に保険は降りません。
ちゃんと契約書にも明記してあるはず。
おばちゃんがいい加減に保険がおりるなんて言ってるのは確かに無責任だけど、保険会社に落ち度はないですよね。
おばちゃんのいい加減さにうんざりって感じで、留めておいてもいいんじゃないかなと。
ま、こんな感じのこまかーい感想なわけですよ。
すべてに毒づくのがトモさんの特徴なら別にそのままでもいいですけど
> 親は選べないけど、師は選べるんですよ!
師から谷底へ蹴り落とされたら、何の意味があると考えながら谷を登ってくるのが弟子の務めです。
いや、本当に選んだほうがいいですよ?
何度も言ってるように私のことは気まぐれに自分の主張を押し付ける困ったおばちゃんぐらいに思ってくれたほうがいいです。
ああ、それもそうかって思ったら実践して馬鹿なこというなよ、まったくよおって思ったら
無視してください。
そのぐらいのほうが気楽ですしー。
> いつか、しほさんの子供が大きくなった時「本当にながーい作品だけど、これ読んでみな」と言えるよう、絶対に本にしますから。
うん、そしたら全巻揃えてサイン貰いに行きますからね!
ただ部屋に籠り、ひたすら執筆する日々。
それなのに俺は何故こんなにも幸せを感じられるのだろうか。
文学という世界へ今、どっぷり浸かっている。
その実感だけはあった。
根底にある何かを文字に……。
俺はぎーたかに格好つけたい。
そして献身的にずっと俺を支えてくれているしほさんへ、最高の作品を送りたい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます