☆K'sコンタクト☆ 大阪府茨木市 ”くぼた眼科” 併設のコンタクトレンズ販売店

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クリアケア(過酸化水素)のオススメポイント追加

2012年07月06日 17時26分01秒 | コンタクトレンズ
よくここのブログで取り上げる1液タイプ(多目的溶剤 MPS)でのよくある失敗
こすり洗いが不十分→つけおき消毒のみでは消毒効果が劣る→より消毒効果が強いクリアケアという話を何回もしてきました。
 
 
で、みんなどんな失敗してるの?ということでよくある事例をあげてみました。
 
MPSの問題点
こすり洗い20回ができているユーザーが10%程度しかないこと
継ぎ足しでの使用(誤使用)
レンズケースの洗浄不良によるバイオフィルムの形成
 
なんか難しいこと書いてるな~と思われるかもしれませんが説明します!
 
こすり洗いせなあかんって知ってるけど実際にできているのはわずか10%程度しかいない
そんなにこすり洗いが自信がなければクリアケアにかえてみませんか?
 
いるんですよ。こういった間違った使い方している人
つけおき消毒だけでできると思っている人がいるんですよね。朝レンズを装着しそのまま残った液をレンズケースの中に放置、夜にレンズをはずして残しておいた液にレンズをもどす人。
え~っと思われる人が多いと思うのですが
液が減ってきたらチビチビ追加していくそうです。
こすり洗い・すすぎ・つけおきと360mlのボトルを1ヶ月半程度で使いきるようにどんどん使って下さい。
こういった方もクリアケアに変えてもらうと間違った使用法はなくなると思うんですけど。
 
バイオフィルムって何?ってことなんですが 
わかりやすく例えると不潔なレンズケースなどに付着するぬめりですね。
毎朝レンズを装着した後にレンズケースを水道水で洗浄し完全に乾燥させないといけません。レンズケースに付着した汚れから感染症を起こすケースも結構あるんです。クリアケアをしようしている方のケースは比較的キレイなことが多いですね。これは推測ですが過酸化水素でコンタクトレンズのみならずレンズケースも一緒に消毒されているという仮説をたてることができるのでは?
 
こすり洗いの回数だけでなくレンズケースの取り扱いにもしっかりできていない人はクリアケアへの変更をオススメします。ほんとはケアがしっかりできていない人は1日使い捨てレンズに変えるべきなんでしょうけどね。
 
消毒効果のみならず、違った側面から見てもクリアケアのアドバンテージが見えてきました。
メーカーのキャッチコピーはミクロの泡で洗浄も消毒も、、、、ということだったと思います。
この動画を見ると納得ですね。
 
 
 
クリアケア まさに全自動洗濯機(^ ^)
 
あっ、この前 このブログを読んだ方から「チバビジョン贔屓ですね~」と言われました。そんなことないですよ。ただ、ソフトコンタクトレンズの最悪の合併症が角膜潰瘍であるならばそうならないようにクリアケアの伝道師になっているわけです。     
クリアケアマン

 

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目に関する相談は当院まで
大阪府 茨木市の眼科 白内障・緑内障・飛蚊症・コンタクトレンズ・加齢黄斑変性症 OCT設備もある
くぼた眼科 院長 久保田泰隆
 

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