みなさん、こんにちは
日本でも急増していると言われる「加齢黄斑変性症」(以下AMD) テレビのCM 新聞でもよく出てきますのでみなさん名前はご存知ですよね。
そうです。世界初のiPS細胞による臨床治験が始まるということでも有名ですよね。
詳しくは過去のブログも参照してください。
http://blog.goo.ne.jp/shirakawa_iwasaki/e/f888ebbac6203542a94b890ec937f2e9
加齢黄斑変性症の診療ガイドラインというものがありまして、加齢黄斑変性症にもいくつか症状によって分類がされそ各々の状態によって治療法が異なります。
現在、ルセンティス・アイリーアと呼ばれる抗VEGF薬の硝子体注射の治療が行われているのは浸出型AMDです。
浸出型AMDは網膜下に新生血管を生じ急激な視力低下を起こす危険があります。
抗VEGF薬は、根治療法ではなく新生血管を消褪させる つまりは対症療法なんです。
日常、診察していて多くのAMD患者さんは浸出型ではなく萎縮型と呼ばれるタイプです。中には浸出型に移行し視力低下を来す可能性もありますし症状が固定し変化のない例もあります。では萎縮型AMDの患者さんは以下の写真ように経過観察するようにされています。
紫外線の暴露や喫煙は危険因子の1つです。また食生活も大切とされています。
特に緑黄色野菜とルテインの補充がいいとされています。
従来ルテインは1日に6mg程度とればいいとされていましたがこのサンテルタックス20+DHAはルテインが20mg1日2錠でとることが可能です。
薬ではなくあくまでもサプリメントですので予防のためと理解下さい。
ちなみにルテイン20mgを食品から摂るには「ほうれん草 約1.3束 200g」 または 「ブロッコリー 約4.2株 1.1kg」必要です
希望小売価格は60粒(約1ヶ月分) 税込 4830円です。
当院では、税込4320円でお安く提供しております。ご希望の方ありましたらどうぞ。
H25.9.27追記
網膜色素変性症にβカロチンで改善?という記事がありました。
まだエビデンスがとられたものではありませんが、確率された治療法のない網膜色素変性症の患者さんにとって朗報になればいいんですがね。
記事を添付します。
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