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色覚検査のすすめ!

2015年10月27日 15時03分42秒 | 一般眼科

みなさん。こんにちは

日本眼科医会より「色覚検査のすすめ!」のパンフレットをもらいましたので供覧しますね。

〇以前は小学生の時に必須とされていた色覚検査ですが、現在は実施されていません。

色覚に異常を持つ生徒の約半数は検査を受けるまで自覚がありませんでした(日本眼科医会調査)

〇また色覚の異常はおおよそ男子の20人に1人、女子の500人に1人見られます。

〇異常のタイプや程度により。一部の仕事に支障をきたすことがあります。

〇進路を決める前に検査を受けて自分の色覚をしることが大切です。

 

色覚の異常の程度による業務への支障の目安

☆2色覚 旧赤色盲・緑色盲

☆異常3色覚 旧 赤色弱・緑色弱

異常3色覚でも困難を生じやすい業務

鉄道運転士、映像機器の色調整、印刷物のインク調整や色校正、染色業、塗装業など

2色覚には難しいと思われる業務

航海士、航空機パイロット、航空、鉄道関係の整備士、警察官、商業デザイナー、カメラマン、救急救命士、看護師、歯科技工士、獣医師、美容師、服飾販売、サーバー監視業務、懐石料理の板前、食品の鮮度を選定する業務

2色覚でも少ない努力で遂行可能な業務

医師、歯科医師、薬剤師、教諭、調理師、理髪師、芸術家、建築家、電気工事士など

X中村かおる先生 千点色覚異常の職業の問題点、東京女子医科大学雑誌 第82巻 臨時増刊号:E59-65,2012 より引用


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