牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物
マルバクス(丸葉楠)
学名 Cinnamomum camphora var. rotundifolia Makino
茨城県つくば市の筑波山神社の拝殿の右手にある木を調査した牧野富太郎博士が命名しました。この木は、つくば市指定の天然記念物になっていますよ。
クスノキ科
※写真は、「マルバクス(丸葉楠)」/無料(フリー)写真素材を使用。
マルバクス(丸葉楠)はクスノキの変種で、葉が著しく丸いという特徴があります。
牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物
マルバクス(丸葉楠)
学名 Cinnamomum camphora var. rotundifolia Makino
茨城県つくば市の筑波山神社の拝殿の右手にある木を調査した牧野富太郎博士が命名しました。この木は、つくば市指定の天然記念物になっていますよ。
クスノキ科
※写真は、「マルバクス(丸葉楠)」/無料(フリー)写真素材を使用。
マルバクス(丸葉楠)はクスノキの変種で、葉が著しく丸いという特徴があります。
牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が和名をつけた植物
ヒスイラン(翡翠蘭)
ヒスイラン(翡翠蘭)は、インドやミャンマーなどの標高800~1700メートルに分布します。宝石を思わせる淡い青の花弁から、牧野富太郎博士は和名を「翡翠蘭(ひすいらん)」と付けました。
開花期 10~11月(不定期)
※写真は、「ヒスイラン(翡翠蘭)」/無料(フリー)写真素材を使用。
ヒスイ蘭はバンダとも呼ばれ、大きな青色のモザイク模様の花を長くつけます。園芸品種も多く、赤色や黄色など様々なハイブリッド種の作り出されていますよ。
牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物
「キンモクセイ(金木犀)」
Osmanthus fragrans Lour. var. aurantiacus Makino f. aurantiacus (Makino) P. S. Green
キンモクセイ(金木犀)は、中国南部原産で日本には江戸時代に渡来。モクセイの変種。樹高3~6mの常緑小高木樹。
[モクセイ科] 花期10月
※写真は、「キンモクセイ」/無料(フリー)写真素材を使用。
牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物
タニジャコウソウ(谷麝香草)
学名 Chelonopsis longipes Makino
タニジャコウソウ(谷麝香草)は、丘陵地や低山のやや湿った谷間や水辺に生えるやや大型の多年草。山地に分布するジャコウソウの仲間。
開花期 9月~10月
写真は、「タニジャコウソウ(谷麝香草)」/北九州市の山野草展で私が写したものです。
分布・生育地:本州(関東地方以西)~九州 山の谷間
タニジャコウソウは葉が細めで、花柄が葉柄より明らかに長い。
ジャコウソウは葉が幅広で、花柄(かへい)と葉柄(ようへい)の長さがだいたい同じで短い。
牧野富太郎博士ゆかりの草花
牧野博士が学名をつけた植物
ノカイドウ(野海棠)
学名 Malus spontanea (Makino)Makino
ノカイドウ(野海棠)は、霧島山のみに自生し、その自生地が国の天然記念物に指定されている大変貴重な植物です。
[バラ科] 花期3~4月
※写真は、「ノカイドウ(野海棠)」/無料(フリー)写真素材を使用。
近年、シカに樹皮を食べられたり、周りの高い木に隠されて光があたらなかったりすることによって、樹勢が弱まり、枯死してしまう個体が見られ、その個体数は年々減少傾向にあります。
牧野富太郎博士の名言
「世の中に 雑草という 草はない」
世界的な植物学者、牧野富太郎の生涯は 植物への愛情に満ち溢れていました。