木もれ日の降る道

心に残る風景や自然・花など
記録として綴ります

歴史の足利へ

2021年12月14日 | お出かけ散策

数年ぶりに日本最古の学校「足利学校」を訪ねてみました
1549年、フランシスコ=ザビエルによって
「日本国中最も大にして、最も有名な坂東(関東)の大学」
と世界に紹介されたといいます
歴史が明らかになったのは室町時代との事ですが
創建については奈良時代~鎌倉時代との説があるそうです


学校門をくぐると


遺跡図書館


更に杏壇門をくぐると「孔子廟」 孔子像と小野篁の像が祀られている
1668年に造営されたもので中国明時代の聖廟を模したものだそう


方丈
学生の講義や学習、学校行事や接客のための座敷として使用されたそう
フラッシュを焚かなければ中の撮影もOK!です


玄関から中へ・・・孔子巡行の図の屏風と孔子や孟子などの像が並んでいます


方丈にある尊牌の間の隣にある東照宮大権現(徳川家康)の位牌


方丈から眺めた南庭園


書院


書院から眺めた北庭園


孔子

足利学校は室町時代 関東管領となった上杉憲実により学校が整備され
孔子の教え「儒学」の書籍などを基に 学生の養成に力を注いだといいます
古の歴史が確かにそこに存在したのだと改めて実感でき勉強にもなりました