注意

「そう言えば最近、お尻、痛がらなくなったわね」
「あ、ほんと。車運転してても痛くない」
ついこの前までは、10分も運転すると痛くてお尻をもぞもぞやっていた。
あの尻餅で3ヶ月間も尾てい骨痛に悩まされた。年を取ると治りが遅い。

「ニャガちゃん、それ以上、入ったらだめっ」
私と話していても、注意怠りない妻である。

不眠

18日から遅い夏休みを取った。出かけるあてもなく自宅でゴロゴロ。
雷もゴロゴロ。3日目、妻に付き合って家具を見に行ったが節電で
暑く、すぐグロッキー。妻に白い目で見られながら涼しい喫茶店に
入って一休み。夜はさすがに何処か出かけなきゃと近所のイタ飯。
食べ過ぎ、飲み過ぎでダウン。夜10時頃「寝る」「あら、どうしたの、
早いわね」
今朝2時に目が覚めて、それからがもう、いけません。テレビ見てても
眠くならず、映画2本、録画してたドキュメンタリー、囲碁番組見て
朝7時。カーテン開けて、ベッドメイキングして、猫に餌やって、
新聞とって、2階に上がりカーテン開けた後、雀、インコの籠のカバーを
とって、ようやく朝の野菜ジュース。ああ、疲れた。

恐怖

雀達とインコのpieとは放鳥タイムは分けている。同レベルの小鳥の
喧嘩では済まない事を知っている。序の口あたりの力士が大関，横綱に
当たったようなものだから。単なる怪我だけで済む訳がない。
インコのpieの放鳥タイム。例によって紙切りをやった後、しばらく
静かだったが、突然Qの悲鳴とも威嚇ともつかない鳴き声。
Qの籠の上にpieがとまって、籠の中を覗き込んでいた。
そりゃ怖いわな。でっかい得体の知れない鳥が籠の上に乗って大きな目で
ぎょろぎょろ覗き込んでたら。
「pie、だめよ、自分の籠に入りなさい」
「ピピピ」
しぶしぶ自分の籠に入る。これだけは聞き分けがいい。

班猫

午後から山種美術館に「日本画どうぶつえん」見に行く。
混んでるかと思ったが空いていた。入ってすぐにお目当ての
竹内栖鳳の「班猫」
本当に巧い。こんな目で猫は人を見る、ちらっと見る。しばらく
見とれた後、他の作品。大観も御舟も五雲も良かったあ。玉堂の
猿は今ひとつ。空いていたので二度会場を回り、「班猫」は3度。
十二分に満足して恵比寿行きつけの「夢の庵」に行く。
さすがに早過ぎて「もう少し待ってて下さい」しばらく待って「どうぞ」
好物の鰈の煮付けを突っつき色々食べて日本酒飲んでご機嫌で帰還。
ああ、いい一日だった。

保護

昔のファイルを探していたら、絵日記が沢山出て来た。昔は一話完結方式で
書いていたから手間隙かかるが今見ても面白い。しかし結局同じ事を何度も
繰り返しているんだな、歴史は繰り返すと苦笑。これは2004年の6月号。
いつもとは逆にこちらから開いてみて下さい。

6月26日、御近所の方がお店の前で拾ったと雀の子を連れていらっしゃった。
「また、お願いできますか？」亡くなったpipiもこの方からの依頼であった。

来た

羽を傷めたらしく上手く飛べない。餌は一人では食べられない、口を開けない。

餌

いつもの連係プレー。私が口を開ける、妻が練り餌を押し込む。これを1,2時間おきに繰り返す。

meme

目の大きな子である。そんなことから名前はmemeと命名。
この時はまだ羽はごわごわ、お尻は糞だらけ。

同伴

雀の子を保護するっていうことは最低１週間は完全に拘束されるってことである。
この週に限って妻は同窓会の仕事で外出が多く、従って私が職場に同伴出勤となる。

パソコン

仕事の合間に餌を与え、時々籠から出してやる。パソコンの画像に興味津々。
後で気が付いたらキーボードに糞をされてた。