日高選手の披露宴のあと、そのまま車で夜走り酒田へ移動。
翌日、富山は高岡で行われるSJリーグトップ4トーナメントの3位決定戦を生で観るために、完全プライベートの旅だ。
小学生以来電車の時刻表を穴開くだけチェックし、「試合に間に合う」という絶対条件の元、料金やら時間やら移動距離やらを全て吟味してはじき出した方法がこれ!
①夜秋田を車で出発し酒田に宿泊。
②翌朝5時台の特急いなほで新潟へ。
③新潟から特急しらゆきで上越妙高へ。
④上越妙高から新幹線はくたかで新高岡へ。
⑤新高岡から在来線で高岡へ。
およそ5時間半の電車旅の末、11時開始予定の試合に間に合うという、唯一無二の行程。
とは言え試合開始は12時をはるかに過ぎたけどね(笑)
そして観戦した3位決定戦。
第一ダブルス、北都銀行は永原選手を休ませ、田中松本という変速ペアをセット。
対するアメリカンベイプ岐阜は、フクヒロと思いきや、彼女達を第2ダブルスに据え、第1はキムハナ&今井ペアが登場。
結局はファイナルまでもつれたが、最後は突き放しタナマツペアでまずは1本取る。
そしてシングルス。
今大会、好調を維持する川上紗恵奈選手対、吉川佳奈選手。
この試合もファイナルまでもつれたが、同様最後は突き放し、川上選手の勝利!
フクヒロの登場を待たずして、北都銀行が第3位という結果で幕を閉じた。
何かとイレギュラーな今シーズン。
それでも第3位という成績を残せたのは、紛れもなく全選手で共に戦い抜いた結果。
オリンピック直前の大会でもあった今回のSJリーグは、注目選手目当てのファンなども多数駆けつけ、非常に賑わいのあるものだった。
それでも、せっかっくここまで盛り上がってるムーブメントとはよそに、大会運営に関しては、どこかまだ市民スポーツの延長戦のような、粛々と競技をこなすものでしかないところが少し残念なのかなと。
今やスポーツは一大エンターテイメント。
競技者の本質やスポーツ精神も大事だが、何より大切なのは、競技を知ってもらい生で見てもらい、バドミントンを含めたその空間ごとを楽しんでもらう事。
より多くの人達に興味関心を持ってもらうために、野球、サッカー、バスケットのように、もっと会場をガンガン煽り、ショーアップした形で楽しんでもらうスタイルでやった方が良いんじゃないかなと。
なによりそれが選手のモチベーションにもつながり、注目されることで技術力の向上も期待でき、そんな空間で活躍する選手の姿を見て、競技人口が増えるという事も十分にありうる。
来シーズンのSJリーグ開幕戦2デイズは、昨シーズン4100人という観戦者数を記録した、秋田県由利本荘ナイスアリーナで行われる。
もちろん協会、運営側からの指導はあるだろうが、MCを担当する身として、できるだけ会場を盛り上げ、存分に楽しんでもらえる演出が出来るよう今からいろいろ考えたいと思う。
バドミントン最高です!
そして大会も終わり、富山での打上も大盛り上がりの中全ての幕が閉じる……はずだったが。
翌日、帰りの記憶がほとんど無いほど俺はひどい目に遭ってしまうのでした(笑) 完