平成31年3月1日(金) 卒業式
昨日までの雨も上がり,すっきりと晴れ渡った空が広がりました。
春の到来を感じさせる穏やかな雰囲気の中,第34回卒業式が行われました。
3年間の高校生活を終え,晴れて卒業証書を手にした296名の皆さん,
御卒業おめでとうございます。
東郷校長先生は,これまで3年間学んできたことは何よりの財産であり,その財産を
糧にこれからも一生懸命勉強し,働いて,人生を明るく過ごしてほしいと式辞で述べ
られました。また,イギリスの俳優チャップリンの「人生にとって大切なもの,それは
勇気と想像力,そして少しばかりのお金」という言葉から「失敗を恐れず挑戦する心,
夢を抱き未来に思いを馳せること,志をもってこつこつと努力を積み重ねていくこと」
を忘れず,未来に向かって確かな一歩を踏み出していってほしいという励ましのお言葉
を卒業生のはなむけとして贈られました。
送辞を述べたのは,2年生の新薗遼太君です。
先輩たちの存在の頼もしさ,教えてもらった数々のことに感謝し,松陽高校を受け継いで
いく決意を述べました。
答辞は,野田晴佳さん。
生徒会長として松陽高校の念願だった「松伊戦」を作り上げたことに触れ,今後も発展して
いくよう受け継いでいってほしいと述べました。また,こみ上げる思いをこらえながら
先生や両親への感謝の気持ちを述べる姿に,涙を流す保護者もいらっしゃいました。
式の最後は「卒業生に贈る歌」です。
今年は北海道の高校生が作詞作曲した「夜明け」を,1年生の音楽選択者,音楽部,音楽科
で贈ってくれました。もちろん伴奏は吹奏楽部の皆さんです。素晴らしい歌声に,会場中が
聞き入り,歌詞の内容に思いをめぐらしました。
さあ,いよいよ新しい世界への旅立ちです!
皆さんは多くの人の愛情や思いやりを得てここまで生きてきました。これからはあなたが周りの
人々に,あなたの持っている力や愛情,思いやりを与える番です。広い視野をもって世の中を見,
自分ができることをあなたの力を待っている人に届けられるように,これからも勉強や仕事に励んで
いってください!
卒業生の皆さんの御多幸を心からお祈りします。