顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

寝ている間の歯ぎしりのクールダウン

2015-04-19 17:00:13 | 施術日記
歯ぎしりによって、朝目覚めた時に顔面にこわばりや違和感を感じて、顎関節症が悪化していると

訴える患者さんが多くいる。理論的には、顔面の筋肉を寝ている間に酷使しているわけだから

それによって顎関節にも大きな負担がかかり、顎関節症の悪化につながるのは間違いではないだろう。

咬筋や側頭筋の酷使が顎関節症と密接なかかわりがあるということは確かだ。

そこで、発想を転換していただきたい。

最近のスポーツ科学の考え方に筋肉の酷使の後のクールダウンというものがある。

要は疲れた筋肉ご苦労様!的なものなのだ。

いろいろ方法はあるが、ストレッチ等をすることで疲れた筋肉を癒してあげるのだ。

私が紹介している顔面体操はこのクールダウンで使ってほしいのである。

朝目覚めたばかりでなんなのだが、本来疲れをとるべき時間に、逆に疲れていたわけなのだから

朝イチのクールダウンを実行してほしい。この体操は筋肉の緩めにも効果があるし、歪みの調整

にもなるものだから、違和感をもったまま一日のスタートを切らなければならない憂鬱を解消して

くれるだろう。

骨盤調整のパタパタ体操も出来れば朝イチにやって欲しい。(寝ている間に歪んじゃう人もいますので、、)

顎関節症を難しく考え過ぎている方々、まずは実行してみようではありませんか!

必ず変化を実感できますよ。