春宮のひとり言

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春宮のひとり言 855

2023-06-20 17:49:54 | 日記
たった30分の謡の稽古疲れで(緊張しています)、寝とぼけ乍ら、ブログを書いていたら、タイトルNoを間違えました。印刷してきた春宮夫に指摘されるまで、気が付きませんでした。読んで下さった皆様、ごめんなさい。気を付けます🙇
アピールを見ていて、『優先席に座った…』というような内容の物がありましたので、もう一度、とっくり拝見しようとしても、わかりません。確か、『空いていたら優先席に座ってもいいでは、ないか。譲るべき時に譲れば…』というような内容でした。確かに、その通りだと思います。春宮は、ヘルプマークをバックに付けて、ステッキです。優先席で譲っていただいた事は、あまりありません。健常者と思われる殆どの方々は、スマホを御覧です。逆に、春宮より、ご高齢と思われる方々には、「こちら、どうぞ…」と声をかけられて、「二駅ほどですから大丈夫です」と辞退する…等という事が多いです。優先席が、空いていても、その前を塞ぐように集団で立っていらっしゃると、優先席まで、たどり着けません。「通して下さい」というのも、勇気がいります!先日のように、ホームの優先席ドア位置で電車を待っていて、外国人ツアーのコンダクターに、「外国人が乗るから、退いて下さい」と言われたのは、何か気落ちしました。観光客は、大事でしょうが…😖
春宮は、神経痛でストッキングが履けないので、着物生活です。『着物』って、優雅・余裕に見えるのでしょうか…。亡義父の介護認定を受ける時、市役所からの認定の方ではなく、施設間のケアマネジャーが認定に見えると、必ず、「着物、優雅ですね。お茶ですか?日舞ですか?」等と尋ねられ、認定に響かないかヒヤヒヤしていました。着物を着て、割烹着ともんぺ姿で義父に向き合っていたのですが…。普段の葛藤の様子など、ほんの束の間、認定にいらした方には、わかりませんよ。一日に何回も洗濯機を回していました。着物だって、洋服だって、介護は介護なのに…。いつか、春宮が、介護認定を受ける必要が生じた時に、『着物を着て、優雅そうですね』と言われるのでしょうか…今から、嫌です。介護認定の前に帰天(あの世への旅だちの事)が、いいです😓
春宮の着物は、里にあった古い物・友人知人そのまた先の方々からのいただき物ばかりです。里にあった黒の羽織、里では黒羽織など着ていなかったのに、箪笥の一段を占領していました。捨てるには惜しいような織や漆の羽織でしたので、無地の黒羽織を足して、二枚の羽織から被布を作りました。不幸の時も着れるように被布の房の色は、薄い浅葱色や、薄い灰色の物を道明さんで組んで貰い付けました。夏物も冬物も作りました。ちょっと贅沢は道明さんの房くらいで、黒羽織の山の廃物利用です。日本刺繍を自分で施した着物も、お譲り物の反物を利用した物が多いです。里の箪笥の中身や、お譲り物の廃物利用(洗い張りをしたり、染め直しをしたり)が、殆どです。肌着も、「封を切っていないから、よければ着て…」と頂戴します。自分で求めた物は、足袋と草履かもしれません。それでも、着物を着ているだけで、贅沢しているように、見えるのでしょうか…。つい、数十年前、母の世代頃までは、日本人の普段着だったのに…。
春宮は、夏、アッパッパ(簡単服)を、自宅では、着ます。冷房の効いた部屋で、腰痛が出ると、簡単服の下で、素肌に腰紐だけ締めます。腰紐と帯は、腰痛のコルセット代わりです。腰紐や、男性の着流し姿の帯の位置は、東洋医学の丹田(臍の下)になりますから、理にかなっています。着物は、東洋医学的に合理的な物かと思います。日本人の知恵の詰まった民族衣装です。
捨ててしまわず、皆様、お召しになればいいのに…春宮は、着付け教室に行った事は、ありません。画報類もあまり見ません。慣れです。着ましょうよ!