幻想郷野球雑技団

東方projectの二次創作物です。幻想郷で野球の監督に就任して指揮を奮う話。キャラの崩壊にご注意下さい

第45章「打てなくても」

2015-10-17 21:46:57 | 東方野球
※公式戦67試合目
※このゲームでは対戦ゲームなので相手にも同じ名前が並ぶ場合がありますが
非想天則や花映塚特有の同キャラが存在するものと考えて頂けると助かります。
※このペナントレースは2014年セ・リーグを準拠に行ってます。目標は優勝した巨人越え

【公式戦67試合 対フラワー・ユニオン 先発:宇佐見菫子(6勝 防御率2.36)】

日付:7月3日
対戦相手の予告先発:朝倉理香子(フラワー)

この日は珍しく拙攻が目立った
2回までパーフェクトに抑えられるも3回表に
この日はスタメンで出ているヤマメが四球で歩くと続くにとりがヒット
これを投手の菫子が送りバントを決めて、1番神子が歩かされる。

一死満塁で迎えたチャンスで打者は咲夜、理香子の甘くなった球を
痛恨のダブルプレーでチャンスを潰してしまう。

それでも先発の菫子は落ち着いた投球を見せてフラワー打線を打ち取って行く。

このまま試合は膠着状態に陥り、終盤戦へともつれる。
7回表またも下位打線がチャンスを作るも、今度は代走のスペシャリストサラがまさかの盗塁失敗(盗塁失敗は2回目)
チャンスをまたもや潰してしまう。

それでも菫子は3塁を踏ませる事なく、安定した投球をみせ続けた。

8回に入って先頭の神子、理香子のボールは良い球だったがライトへ打ち上げる。
これをライトのマミゾウが追いつけず2塁打となる。
しかしこの神子の2塁打はただの2塁打ではない。勝負所でサードスチールを仕掛けてこれがセーフ
73個目の盗塁を成功させた。

無死3塁の形を作って、打席はまたもや咲夜、満塁で併殺を打ってしまった汚名を晴らしたいところだが
打球はレフトへ犠牲フライには充分だった。神子の足で掴み取った8回表の先制点。

9回には代打の神様諏訪子から作ったチャンスを代走レイセンが盗塁を決めて
この日大当たりのにとりが4安打目を放ちチャンス拡大。一死1・3塁とすると
ここで天地人は8回まで3安打で抑えてる菫子に代えて代打青娥
ナイスメイデンで貴重な2点目を確実に取りに行くと、最後は12連続セーブ中の抜群の安定感を誇るリリカが3人で締めてゲームセット

この試合も完封リレーで勝ち切り、完封勝利は16度目。抜群の投手力でこの試合も勝ちを手にした
天地人は60勝目に到達。18連勝として独走態勢を更に強固なるものにした。


楽天Koboスタジアム宮城 ナイトゲーム DHなし
天|000 000 011|2
尾|000 000 000|0
勝:菫子(7勝) 負:理香子 S:リリカ(13S)
本:
本日のヒーロー:にとり(4打数4安打)菫子(8回3安打無失点)


--監督コメント--
18連勝おめでとうございます。これで歴代2位の記録となりました。
「といっても歴代1位は自分の26連勝ですからね、あまり実感は湧かないです。
1度は出来た事なので、やれば出来る筈です。まだまだですよ」

今日はなかなか点数が取れませんでした。勝てた要因はなんでしょう?
「そりゃもう菫子の好投以外にありません。3安打と3塁を踏ませないナイスピッチングでした
打線というのはいつか打てない時が来る、その時にしっかり抑えて勝ち切れるかが勝率を高くする秘訣だと思います」

その菫子さん、前回前々回とピリっとしない投球で2軍に落ちてました
「どちらかというと中10日空く日程だったから落としただけですが、良い調整期間だったでしょう。悪いところをしっかり修正出来た
特に無四球を評価したい。3人しか塁に出さなかった事が勝因になった」

8回には神子さんが2塁打を打った後、すかさず3盗を決めました。
「1点欲しい場面で3塁に進む事は非常に意味のある盗塁だった。盗塁は必ず失敗するときのリスクを考えてしまうが、
今日の菫子なら例え失敗しても0-0でなんとかなるだろうという気持ちがあった、だから勇気をもってスタートを切れたのだと思う。
良い投球でチャンスを作れたことが勝因になった」

9回表はその好投の菫子さんに代えて青娥さんを送りました、どんな意図があったんですか?
「今日の菫子は良かったですけど、それでも1点だと何があるかわからない。リリカも信頼できる投手だし
より確実に1点を取りに行きますよ。という意味合いで青娥を送りとどめた。見事仕事を果たしてくれた」

今日はにとりさんが4打数4安打と大当たりでした。
「今日は大当たりでしたが、にとりはコンスタントにヒットが良く出ている。しぶといし簡単にアウトにならない。
これからも貴重な戦力の1人として活躍してくれるだろう。」

これからの意気込みを聞かせて下さい。
「おかげ様で60勝まで歩むことが出来ました。しかしまだ70試合以上も残っている。
まだ折り返し地点に到達したところでしょう。これからもまだまだ精進して参りますので応援をお願いします。ありがとうございました」


以上公式戦67試合目でした。

次章へ続く