しばわんこ・ふく

柴犬・ふくのお散歩日記です。景色やお友達わんこをご紹介します。プラス天体写真もご紹介です。

スバル(M45)

2020年12月25日 17時38分22秒 | 天体

冬の星座の一つ「牡牛座」・・・新年は丑年ですが、正(まさ)しく牡牛座の年かと思います。この牡牛座の星座絵を当てはめてみると首から背中あたりにスバルは位置します。

肉眼でもなんとなく他の星々より青白く見えますが、新たな恒星が生まれている場所とも言われています。一定の露出をかけ撮影すると・・・青白いガスに覆われていることが分かります。

オリオン座大星雲やバラ星雲など「赤く」写る星雲が多い中で、青いガスに覆われるという特異な存在です。

↑ タカハシEM10赤道儀による自動追尾、SIGMAズームの300㎜(f5.6)使用、フジフィルムX-A1カメラ(APS-C,IS01600・3分×2枚コンポジット)と言うシステムで撮影しました。実は3分露出15枚(総露出時間45分)撮影を予定していましたが・・・気温低下による?通電能力喪失により撮影は余儀なく終了となってしまいました。


木星と土星の最接近

2020年12月21日 19時41分40秒 | 天体

木星と土星・・・地球からの見かけ上の接近は、それぞれの公転(太陽を回る)軌道が真っ平らであれば、約20年に1度見ることができますが、各惑星の軌道が乱雑なため、今回のような接近は、なかなか見ることができない天文事象となります。

今回の接近は、12月22日・・・つまり明日の午前3時18分に最も接近しますが、その前後ではそれほど大きく変化は無いと思います。今日の午後5時前後に撮影しましたのでご紹介します。

さて、今回の接近に匹敵するのは497年前の1623年7月と2080年(60年後)3月となります。倍率はともかく、天体望遠鏡の視野に木星と土星が同時に見られること自体大変珍しい現象となります。

↑ 木星を公転するガリレオ衛星のうち3つが見えます。土星にもたくさんの衛星がありますが・・・

↑ 土星に露出を合わせました。木星はより明るいので模様が露出オーバーで飛びました。しかも西空低く空気の揺らぎの影響を受けています。

【おまけ】

同時に月齢6.4の月を木星・土星撮影と同じシステムで撮影しました。

  ※22.3㎝ニュートン反射望遠鏡(焦点距離1200㎜)7.5㎜接眼レンズによる拡大撮影、フジファインピクスS5Proカメラ

 


初雪

2020年12月17日 19時13分51秒 | 景色

今朝は、庭の温度マイナス2度近かったのですが・・・わずか1~2㎝程度ですが初雪となりました。豊岡方面では、NHKの全国放送でも紹介されるほど積もったということですが・・・

↑ 庭の芝生の上に・・・雪

↑ 紅葉した葉の上に雪・・・

↑ 葉ボタンの上にも雪・・・

↑ 車の上にも雪

 

【おまけ】

↑  11月23日にご紹介しました「セントポーリア」も次から次へと花芽が出て、満開状態になりました。

↑ 我が家に新しい観葉植物の仲間入り・・・アンスリウムです。(サトイモ科アンスリウム属に分類される西インド諸島~熱帯アメリカ原産の植物)

「仏炎苞」と呼ばれる部分が赤く染まる品種で、ごく一般的な植物ですが・・・既に我が家には17~18年栽培している同品種もあります。

→実は家の中・・・観葉植物ギュウギュウ詰め状態でもあります。

 


月と金星の接近

2020年12月13日 10時05分36秒 | 神戸港

今朝は、月(月齢28)と金星の接近が東天低く見られました。ちょうどふくとプチのお散歩時(午前5時半頃)見ることができました。最も接近した時刻はその1時間前の4時30分頃ですが・・・

そう大きく位置が変わることはありません。お散歩が終わってから、撮影したものですがご紹介します。

↑ 東南東の低いところに並んでいました。右上の金星も見かけ上太陽に接近していますので望遠鏡で見ると三日月の形です。

↑ シャッタースピードを4分の1(秒)程度まで遅くして地球照を出してみました(超望遠でしたが・・・手持ち撮影です。)。

↑ 35㎜程度の広角レンズで景色とともに・・・金星は薄明に埋もれていますが、ヨーク見ると小さく月に寄り添っています。

 

↑ 小さな池の水面に映し出しました。小さなさざ波が立っていましたが・・・風が止まった瞬間です。


雲(変わり種?)

2020年12月03日 10時22分25秒 | 景色

昨日は、すっきり青空でした。真っ青な空には、ちょっと風変わりな真っ白な雲が見られましたのでご紹介いたします。

↑ どのような風の吹き方で・・・このような雲に???まるで「チェック」マークの羅列のようです。

↑ 遠く発生源から次第にこちらに向かっての雲連帯・・・最後は強風に吹かれたのでしょうか?

↑ちょうど北西の空・・・寒い朝でしたが、特に「寒気」が一定の場所だけ通り・・・青空の中の一部だけ変わり雲が発生したのでしょうか?

 


セントポーリア

2020年11月23日 14時11分37秒 | 

セントポーリア・・・高貴なイメージを連想させてくれる呼称です。多品種あり、それぞれブルーベリーに付けられているような名称が個々付けられています。花の形もフリル、八重などあるようです。

我が家のセントポーリアは、昨年の3月11日「春Ⅰ」でもご紹介しておりますが・・・今回、植え替えを行いましたが、そのせいか?葉が十分育ちました。

↑ それぞれ直径20㎝です。

↑ 青花に先駆けて開花が進みました。つぼみもたっぷりです。

↑ おしべは、写真以上に肉眼では、黄色と言うより金色に輝いています。不思議な色です

↑ 青紫の花びら・・・おしべは金色です。今からつぼみがたくさん姿を現してくれると思います。

↑ 花びらと同じ色のめしべの横に・・・ミツバチが足にいっぱい花粉をまとっているような形態のおしべ(花粉)が見えます。

【おまけ】

今日、知人から葉ボタンをいただき早速植え付けました。立派な葉ボタンです。

 


オリオン座大星雲

2020年11月17日 19時37分41秒 | 天体

今回は、オリオン座の(ギリシャ神話における勇者オリオンのベルト部分にある)「三つ星」のすぐ下(南)にある星雲:M42を撮影しましたのでご紹介します。

これまでにもお話ししております通り、フィルムカメラの衰退時期以来のデジカメでの撮影となります。鳥のくちばしや翼に似ている星雲です。眼視では白っぽく見えます。

↑ フジX-A1カメラ(APS-C)ニュートン反射望遠鏡(35㎜換算約1000㎜相当)ノータッチガイド撮影(30秒×8枚コンポジット)総露出時間4分

↑ フジX-A1カメラ(APS-c)SIGMA50-500㎜ズームレンズ(500㎜・f6.3使用)35㎜換算約750㎜相当 オートガイド撮影(@3分×10枚コンポジット)総露出時間30分

 

   ※ 焦点距離の違いによる写野の違いは鮮明ですが、総露出時間での反射望遠鏡の4分・・・方やカメラレンズでの30分露出における写り方は同じように見えます。

     この違いは、その後の「画像処理」にもよりますが、望遠鏡の明るさF4に対しカメラレンズがf6.3と暗いことに影響されると思います。

     その他、望遠鏡での撮影では自動で追尾せず、星が流れはじめて写ることとなるギリギリの30秒露出としました。これが1分ともなると星は点像ではなくなります。

     SIGMAズームレンズはf値が暗いため、長時間露出すると星が点像にはならないため、一つの星を追尾し常に点像に留める装置で撮影しました。

 


三日月と金星

2020年11月13日 09時44分22秒 | 天体

11月13日金曜日の今朝は、月齢27(最大約29のうち)の月の横に金星が寄り添っていました。

早朝は少し晴れていましたが・・・その後、曇り空に変わっていきました。今日一日は曇りがちのようです。

※ 撮影は、望遠レンズf(絞り)6.7でシャッター速度は1/20(ISO1600)。三日月部分が露出オーバー、太陽光の地球反射により見えている「地球照」部分はシャッター速度2秒で撮影しておいます。カメラは、ファインピクスS5Pro(フジフィルム)です。


星空

2020年10月30日 20時20分12秒 | 天体

10月12日撮影の夏の星座から秋の星座にかけての銀河(天ノ川)です。

中央左下には、前回ご紹介の北アメリカ星雲と白鳥座のデネブがあります。画面外右上にはカシオペア座があります。夏の銀河にはかないませんが・・・秋銀河も十分な星が散在しています。

よく見ると赤い星雲があちこちにあります。ただし・・・真ん中の黒い○は・・・残念ながら、レンズ内のゴミのようです。(フィルムカメラ時代の古いレンズで何かの欠片が写り込んだようです)

 

富士フイルムS5Proカメラ、総露出時間27分、ニコン24㎜レンズ(35㎜換算36㎜相当)


星座

2020年10月16日 19時33分20秒 | 天体

今回は・・・以前にもご紹介しましたが、はくちょう座のデネブ・北アメリカ星雲あたりと昴(すばる)をご紹介します。

↑ 白鳥座のお尻あたり・・・中央の明るい星は「デネブ」です。その上の赤い星雲が北アメリカ星雲で、ここではアメリカからメキシコあたりが横向きになった形に似ています(フロリダ半島も・・・)。やや左下の星は「サドル」と名付けられていてその周りにも赤っぽい星雲が集まっています。この写真は、3分間露出のもので、計9カット撮影しています。9枚(計27分露出)をコンポジットして画像処理をすると赤色がもっと鮮明になります。そのうちにご紹介できればと思います。白鳥座など夏の星座も西空に沈みかける季節になります。

↑ プレアデス星団(すばる)です。少し星が流れています。失敗作?ですが、うっすらと星団を取り巻いているガスが見えます。東の空には・・・冬の星座のうち「すばる」と「ぎょしゃ座」がトップランナーで昇ってきます。この写真も1枚2分の露出で9カット撮影しましたが・・・この頃から強風(北風)が吹き荒れてきましたので星が流れてしまったのだと思います。けれど9カット(計18分)もコンポジットすると青白いガスは際だって見えると思いますが・・・。