1月31日は夜10時前から皆既月食と言うことで・・・お天気がすぐれないとの予報下、欠け始めの8時台には、明るい満月が見えていました。・・・もしかして・・・月食がみられるかも?と思いながら・・・プチの散歩に出かけました。
これまではフィルムカメラ(一眼)を使用していましたが・・・世の中がデジカメに切り替わり始めてからは、全く使用していない状況に・・・。一眼レフタイプのデジタルカメラは今も持っていませんので・・・望遠鏡にカメラを取り付けての撮影は中断したままです。(デジタル一眼は、性能の進歩が著しく・・・「これだ!買いたい。」と思っても・・・数か月、数年ですぐモデルチェンジしてしまいますので・・・しかも欲しい機種はけっこう高価で・・・なかなか買えません。)
ただし、コンパクトデジカメは、フィルムカメラ終焉後、とりあえず持っていますので・・・今は、キャノン・イクシー620Fです。今回は・・・このカメラで、撮影してみることにしました。
撮影するに当たってはいろいろ考えましたが・・・デジタル倍率で40倍に、撮影モードを「花火」として三脚に固定しました。「星」撮影モードもありますが、これは露出時間が1秒ですので・・・満月では露出オーバーになりすぎますので・・・
今回の皆既月食は、残念ながら皆既前にうす雲が発生しましたので見ることはできませんでしたが・・・皆既までの欠けていくところ(月が地球の影に入っていく)の一部について撮影できましたのでご紹介します。
↑ 欠け始め・・・午後8時48分(露出補正なし)
↑ 半分までかけました。9時09分(露出補正-2)
↑ 8割までかけました。うす雲に覆われ始めました。9時30分・・・(露出補正-2)
このあと・・・肉眼では微か見えていましたが、カメラではとらえられなくなりました。(雲が厚くなって・・・)
今年は・・・もう一度皆既月食がありますが・・・7月28日(土)の夜明け前、午前3時30分くらいから欠け始めます。午前4時30分くらいから皆既月食となりますが・・・皆既月食前後の時間帯では西の地平線に沈んでいきますので・・・皆既状態は見られないことになります。
コンパクトデジカメでも少々の設定は必要ですが、画質の悪さを除けば結構写るものだと感心しました。