ここ数日は曇り空・・・しかも気温、湿度ともに高めとあって寝苦しくなってきています。けれど植物にとっては、成長には欠かせない季節ですので・・・その花などをみながら心静かに過ごせればと思います。
ではでは・・・最近新たに庭で咲き始めた花たちをご紹介します。
金宝樹(キンポウジュ)・・・学名は、フトモモ科ブラシノキ属(カリステモン属)、花言葉は「はかない恋」だそうです。
花がコップやびんを洗うブラシに似ていることから、「ブラシノキ」とも呼ばれます。(正式にはカリステモン)個性的な雰囲気が庭木のワンポイントとしてよく映えますし名前が縁起良いとされます。花後には枝に実がなりますが・・・実は、種はいつまでも(飛び散ることなく)枝にへばりついています。→ これは原産地のオーストラリアでのことなのですが・・・、オーストラリアでは自然発火しての山火事が多く、この木が燃えてしまった時に、はじめて実が割れて種子が飛び散ると言う不思議な性質があるそうです。(日本など、通常の生育場所では、そのような火事は少なく種子が落ちないため・・・新芽をみることは、まずないことになります。)
では、写真3枚を掲載します。
金宝樹は、植えつけてから15年以上経ちますので、これまでにも何度もご紹介しています。今回は、今咲き始めですが・・・つぼみの数が異常に多く、すべてのつぼみが咲くと・・・どうなるのか?と思うほどです。その時は、改めて様子をお伝えしたいと思います。
次に咲き始めましたのは・・・チェリーセージです。ハーブの仲間で学名はサルビアミクロフィラ(アサギリ属)、別名にはサルビアグロッキーやオータムセージがあります。繁殖旺盛で、短く切っても翌年にはしっかりと茎が伸び可愛い花を付けます。茎を切るとハーブの香りがより強く漂いますので改めてハーブを認識します。
↓ おまけ・・・5月11日にご紹介しました「イノシシ被害」のブルーベリーのその後です。枝は少し伸びてきましたが・・・やわらかい葉はイノシシならぬ・・・虫の格好の餌食となってしまいます。