しばわんこ・ふく

柴犬・ふくのお散歩日記です。景色やお友達わんこをご紹介します。プラス天体写真もご紹介です。

夜空の六角形

2020年05月12日 09時15分36秒 | 天体

夏を間近にして・・・冬の星座をご紹介します。

今は、早朝4時ころ(5時では相当明るい)には「夏の星座」が結構空高く昇ってきています。ので・・・冬の星座は、西空低く薄暮とともに沈んでいる状況です。

今回のご紹介は、1ヶ月ほど前に自宅庭でカメラを三脚に固定し、10秒露出して撮影したものとなります(ISO感度、絞りの設定は調整必要)。

光害などで・・・少々薄い?写りながらも、それぞれ代表的な冬の6星座が分かると思います。

↑ 上からご説明しますと・・・

①上画面の上、少し右よりにある5角形の星座は「ぎょしゃ座」で、少し明るい星が「カペラ」です。

②ぎょしゃから少し右下の星のかたまりは「すばる」。「すばる」から少し左隣に斜めV字は、これを中心とした「おうし座」で、V字の中で最も明るい星が「アルデバラン」です。

③おうしから更に左下、木の枝と重なっている縦長の四角形あたりが「オリオン座」。右下の明るい星は「リゲル」、四角形の左上の星は「ベテルギウス」です。

④そしてオリオンの更に左下の明るい星は全天一明るいとされる「シリウス」です。このシリウスを含む下方向に「おおいぬ座」があります。

⑤シリウスから左上の2つの星は「こいぬ座」で、明るい星を「プロキオン」と言います。

⑥プロキオンの右上(ぎょしゃの左下)の左斜め長方形の星座が「双子座」で、左上の2つの明るい星のうち右が「カストル」(2等星)で左が「ポルックス」です。

※ ③④⑤(青色の星名)の星を結ぶ逆三角形を「冬の大三角」と言います。また、①~⑥(③のオリオンはリゲル)の1等星を結ぶ六角形は「冬の大六角形」としてそれぞれ星座を探す目印となります。ただし冬の星座は、全天20個の1等星の内7個(南天低く見つけにくい「りゅうこつ座」のカノープス含む)があり、通常簡単に見つけられます。