午後6時前には動きが止まり・・・風に吹かれると揺れる不安定な葉にしがみつきながら、羽化の始まりを待っています。
そして・・・辺りは日暮れ、暗くなっていきます。
↑ 幼虫Aの背中が割れセミの羽化が始まりました。午後6時20分くらいです。
↑ 羽が出てしまうまでは一定の時間がかかっていました。
↑ 足で殻を押しながら、同時に胴ををくねらしながら・・・もう少しです。
↑ ちょっと拡大してみました。目がつぶらです。
↑ 体をねじりながら・・・もう少し・・・
↑ もう出てしまっても良いくらいですが・・・身体の乾燥?と最後は落ちてしまわないようにか、時間をかけているようです。
↑ 羽がクルクル丸まっていますが・・・控えめなバンザイをしているようです。
↑ 脱出成功です。最後は、身体を起こしながら前足で殻をつかむと・・一瞬でお尻をするりと抜けぶら下がります。羽を乾燥させて夜が明けると飛び立ちます。
↑ 幼虫AとBの位置関係です。(上が幼虫A)
↑ 幼虫Bもほぼ同じ時間で羽化できました。
↑ 羽が伸びている最中です。
↑ 羽は縮れた状態ながら、伸びてきました。
↑ すっかり伸びきった羽・・・暗闇の中で、外的に襲われることもなく成虫となりました。クマゼミでした。