京都 ”大原野菜”のブログ

大原で作られている京野菜や旬野菜の情報と大原の歳時記をお届けします。

京の伝統野菜「辛味大根」

2011-11-01 | 旬野菜

暫らくは、大原の我が家にある「伝統野菜シリーズ」

を続けますが、旬には一か月ほど早いようです。

今回は、「辛味大根」。

大根と言っても、葉っぱは大根のように深く刻みが

入ったものではありません。見ての通り、どちらかと

いうと蕪のような葉をしています。

さすがに収穫するにはまだ早いようです。肝心の根

がピンポン玉程度。

しかし、そのままカジッて見ると、すでに辛味大根の

味、辛さがあります。

採ってすぐに生で食べるのが一番素材の味がわかり

ますね。暫らく大根の辛さが口に残ります。

最近、スローライフという言葉を耳にしますが、その

言葉の定義は知りません。偉そうな事は言えません

が、畑に行って、そこにある野菜をそのまま食すのも

スローライフの一部でしょうか?

私にはスローライフが、いいライフに聞こえるのです

が・・・。

まぁー、言葉の意味も知らないで語るのはヤメて

おきましょう。

 

ところで、

夏の大根も辛いですが、水分を多く含んでいます。

「辛味大根」は水分が少なく、吹けば散るほどで

又の名を「吹散大根」と呼ばれるそうです。

サイズは丸大根のように大きくはなりませんが

小カブの小くらいには成ります。

蕎麦の薬味にもって来いですが

私は鍋をする時の薬味として使っています。

皆さん、鍋をする時に七味を薬味に使うのもいい

ですが、「辛味大根」も一度試してみて下さい。

人生、経験です。

以上。

 

 


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