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東電OL殺人事件 ゴビィンダ被告無実の可能性

2011年07月21日 15時32分18秒 | 日毎起こること
New DNA test may exonerate Nepali of 1997 murder
New DNA tests have found that evidence collected at the site of a high-profile murder of a woman in Tokyo 14 years ago does not match the DNA of a convicted Nepali man.

この東電OL殺人事件は、佐野眞一氏の『東電OL殺人事件』に詳しいが、何しろ作家が調査した事と警察・検察が調査したことでは内容が著しく違ってくる。捜査権がない一般市民がどのようにあがいても彼らの捜査能力に太刀打ち出来るものではない。

ただし、警察があきらかに無実のものであると分かりながら逮捕する場合がある。
大企業に対する組合の活動や共産党員の活動、並びに原発建設に反対する市民の活動などである。

DNA鑑定でゴビィンダ被告が犯人でないと確定できるだけの証拠に鑑定が役立つかどうか、まだまだDNA鑑定も確率された鑑定でないだけにハッキリしないのである。

犯罪現場は井の頭線の神泉駅の目の前の古びたアパートである。
地下に満福亭という居酒屋がある。今でも商売は行われている。
近辺の人に場所を聞きながらこの周辺を散歩したことがある。

少し高台にはホテル街がある。何でもここのオーナーたちはダム建設のために村を追い出され渋谷にやってきたという。その辺の話は佐野眞一氏の作品に詳しい。

表紙はまさに殺人現場である。この写真を手懸りにすれば迷うこと無く殺人現場に辿りつける。


東電OL殺人事件 (新潮文庫)東電OL殺人事件 (新潮文庫)
(2003/08)
佐野 眞一

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東京電力にはいかがわしい内実が隠されている。
こんかいの福島原発事故もその延長線上にある。

東電OL殺人事件から読み解ける内容は少なくない。

ついでにこちらもどうであろうか?

ドキュメント東京電力―福島原発誕生の内幕 (文春文庫)ドキュメント東京電力―福島原発誕生の内幕 (文春文庫)
(2011/07/08)
田原 総一朗

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