【ML251 (Marketing Lab 251)】文化マーケティング・トレンド分析

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「長期記憶」ってのは、「鍵のかけ忘れたおもちゃ箱」

2012年06月20日 | 徒然
誠ブログにこんな記事があった。
「初恋の人とゴールインする確率、100人に1人」

「初恋の人ともう一度会いたい」と思っている人はどのくらいいるのだろうか。
初恋の人に「再会したいと思う」が37.1%に対し、「再会したいと思わない」が57.3%。
男女別にみると、女性(33.2%)よりも男性(41.0%)のほうが多い。
年代別では、20代(43.2%)と50代(40.4%)での再会意向が目立った。


私の場合、絶対に嫌だ!
そういう齢なわけ。

私が自覚している「初恋」の人は、小学校6年生のとき、生まれて初めてときめいたHさんで、美人で勉強ができる子だった。
中学一年生で同じクラスになったが、あのときの姿のままでいいねと。

独特の「ときめき」っていうのはその時が初めてだったので、とりあえず初恋と思っているんだけど、たしか30代中頃の頃だったと思う。
突然、小学校5、6年のクラスメイトの女の子(Tさん)が夢に出てきて驚いたことがあった。
そして私は気づいたのだった。。。

「そうか! おれはTさんのことが好きだったのか!!!」

20年目の「気づき」かも?
昔から「鈍い!」と多くの女子に非難されてきた私だが、遅すぎにしても程がある。。。
そうなると、自分の初恋の人ってHさんではなくなってしまう。
だが、私はTさんには「ときめき」なんて抱いてなかった。
そういえば、かすかな「欲望」を感じていた女子は他にもいたぞ、、、Sさんとか。

わからない。。。

ま、「基準」の問題だろうなと。
体に電気が走るような「ときめき」、顔を見ただけで赤くなる、生まれて初めて感じるアタフタとした感情、なんてことを基準にすると、TさんよりHさんが「初恋」の人なんだろう。
それ以前に、Tさんに自分では気づかない「欲望」を抱いていたとしても。
「少年期」と「思春期」というとても微妙な違いもあるしね。

先日、ストレンジな夢をみた。
(私はほぼ毎日、夢をみる人なんだが・・・)

「こんな夢をみた」
というと、夏目漱石の『夢十夜』みたいだけど・・・。
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どうやら私は程なく死ぬことになっているらしかった。
といっても、体はピンピンしていた。
精神的にも落ち込んでなどおらず、普通の暮らしだ。
私は実家にいた。
母に頼んで、死ぬ前に一目会っておきたい人を呼んでもらった。

その女(ひと)は、私より2歳くらい年上だった。
私はその女に、恋心など微塵も感じたことはなかった。
それだけは誓って言える。
今となっては顔さえよく思い出せない。
彼女の存在を思い出すことさえ、数年に一度ぐらい。
私が小学校低学年の頃、彼女は私をかわいがってくれたことだけは覚えているが。

夢の中で私は風呂で体を洗っていた。
誰が言うともなく、私と彼女の性交渉は認められてはいなかったのはわかってはいたのだが。
私が風呂から出ると、彼女が玄関に現われた。
それは、私が子供の頃に見た彼女の年齢だった。
私は彼女の顔をはっきり覚えていなかったが、とても美しく、スレンダーだった(私の好みでもある・・・)。

残念ながら、そこで夢は途切れた。
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わからない。。。

自分の夢分析なんかする気にはならない。
なぜかって、それはつまらないからだ。

が、フロイド流に考えてみると、実は私は自分で意識しなかっただけで、彼女に恋心を抱いていたのかもしれない。
(今でも、あり得ないと思うけど・・・)
で、何かしら「抑制」していたのかもしれない。

こんな記憶がある。
彼女のお母さんと私の母はとても仲が良かった。
私が小学生の頃、その二人の井戸端会議の会話を覚えている。

両家の近所のあるお宅に、彼女より年長の男の学生さんがいた。
どうやら、その学生さん(受験勉強をしていた浪人)が、彼女に恋をしているのでは? とかあらぬ噂をしていたのを聞いたのだ。
真偽はわからないが、私にはあらぬ噂のような気がしたのだった。
女の噂話って怖い、と感じたのは、そのときが初めてだった。

そこで私の「欲望」が「抑圧」されたのか?

ああ、つまらない。
というか、とうてい自分を説得などできはしない。
もし、セラピストにそう言われたとしても、そんなわかりやすい筋書きなんかに騙されまい、と思うだろう。

いや、思い当たる節もないことはないか。。。
それは私が小学生の頃のことだけど。
(さすがにそのことは、ここには記せない)
自分が認めたがらないだけなのかもしれない。

でも、、、わからない。。。
たぶん、自分が生きているうちは。
それはそれでいいと思う。

ただ、今の時点で言えそうなこと。
それは、私には、あっちゃこっちゃに好きな人やものがあったわけで、意識してなかったことも含め、みんなが長期記憶の中に雑多に入っている、ということだ。
もちろん、今でも変わっちゃい(笑)。

そして、何の前触れもなく、夢の中で「ポーン!!!」と飛び出してきて、私を驚かせるのだ。
いつ来るのか? なんてことわからない。
タイトルの「鍵のかけ忘れたおもちゃ箱」っていうのは、私が20代の頃に書いた「Rain」という曲に、バンドのヴォーカルのI君がつけくれた詞の一節だ。
長期記憶っていうのは、心理学でよく「(記憶の)引き出し」に喩えられる。
が、私にとっては、「鍵のかけ忘れたおもちゃ箱」なんだろうな、たぶん・・・。

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