紫苑の部屋      

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映画「幻影師アイゼンハイム」の謎解き

2008-06-03 20:25:11 | 映画
19世紀、世紀末の閉塞感と、 ハプスブルグ帝国の崩壊直前の憂鬱、 そこに幻影師が妖しい摩訶不思議な奇術で全編を煙に巻きます。 この映画を観に行こうと思ったのは、 沢木耕太郎さんの新聞の映画時評、 おおよそのトリックが予想されていたので、 もっぱらどこからマジックになるのか、を当てっこする、 そんな見方になります。 もしかしたら、何にも予備知識ないほうが、 映画の中で警部が、走り去る列車を追っかけ . . . 本文を読む