原題は、UNE ESTONIENNE A PARIS パリのエストニア人、
なのですが、こういう映画のタイトル、日本は本当に抜群のセンスですね。
このタイトルだけで、
おしゃれで軽妙なパリの朝の風景をイメージしちゃいますからね。
若くて美しいヘプバーン、ならぬ、
85歳になるフランスの個性派名優ジャンヌ・モローが
向こう張って、どこまで迫るのか、
なんてあまり期待もせず、
どんなおばあちゃんになっているのか、
もそれほど期待もしなかった、のですが、
いやいや、恐れ入りました!
おしゃれなパリジェンヌ、たとえ老醜さらけ出したとしても、
やっぱりパリジェンヌ健在なり、です。 . . . 本文を読む