海老蔵、実盛との二役、
源平ものも手を変え品を変え本当に尽きない、
義賢も悲劇の武将ではあるのですが、
その思いの強さは、小万(門之助)を通じてまだ見ぬ我が子へ引き継ぐ執念となります。葵御前:松也 折平:権十郎 待宵姫:梅枝 . . . 本文を読む
今月の文楽は
清十郎襲名披露、
文楽の襲名披露初めてです。
浄瑠璃、三味線、人形遣いそれぞれからの口上、
普段はお声を聞くことのない三味線、人形遣いのがいい。
なかでも、現在の師匠である蓑助さんの
清十郎をよろしくお願いします、の一言、
一度倒れてからすっかりお元気になられたとお見受けしていましたが、
大変な努力で公演をこなしていたことが偲ばれます。 . . . 本文を読む
「竜馬がゆく」風雲篇 染五郎の竜馬、
吉右衛門の逆櫓、「ひらかな盛衰記」
そして「日本振袖始」の玉三郎、
九月大歌舞伎も非常に見応えのある舞台、です。
吉右衛門と玉三郎の絡みは夜の部のお楽しみです。
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五島美術館の式部日記第三段(↑写真)
これは酔い乱れた公卿たちが女房たちと戯れている、場面ですが、
この女房はもちろん紫式部ではありません。
第1段に、宮の内侍と紫式部を二人の公卿(藤原実成と斉信)が訪ねる場面があって、御簾の中からちらりと覗かせている式部が描かれているのですが。 . . . 本文を読む
「北京故宮 書の名宝展」
書を見に出掛けること、めったにないのですが、
招待券いただいたので、行ってみたのでした。
たまたま前日、NHKで紹介されていたのが影響しているのかどうか、
とにかく、書の愛好家がこんなにいるなんてびっくりしました。 . . . 本文を読む