当初背広姿の高麗屋親子のチラシだったので、行く気はなかったのですが、
国立の棚には染五郎の和事風のやつし姿が写っていて
江戸川乱歩の歌舞伎化と知ったのでした。
江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)
――明智小五郎と人間豹 副題ついてます
10年温めてきた構想とか、染五郎が独自の新たな歌舞伎を模索している、
その挑戦の心意気に好感がもてます。
でも、演出は九代琴松こと、幸四郎なのね。
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「小路」をやっと見れて、感激でした。
雲と建物、主婦と子供たち、
写実のようでいて、確かに存在しているフェルメールの世界ね。
デルフトの街並を眺めながらその延長上で、この絵を見れたら、やっぱり最高でしょうね。 . . . 本文を読む
直侍の幕開き、
蕎麦屋の主人夫婦(権一&徳松)と按摩田之助さんの名場面、
たまんないですねー、この絶妙な間合い、歌舞伎の醍醐味
これだけで歌舞伎座来たかいがあると思うのです。
このトリオ、
後世の人に観たわよ、って語るときがくるような気がします。 . . . 本文を読む