紫苑の部屋      

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海老蔵の景清―七月大歌舞伎

2016-07-09 10:48:20 | 観劇
鎌髭の海老蔵が花道からの出のとき、 故団十郎の声そっくりなのに、驚きました。 歌舞伎十八番「壽三升景清」を復活、本当の意味での甦りを果たした海老蔵へ魂がのりうつったかのように、 団十郎がそこにいました。 満足そうに微笑んでいるのでしょう。 景清も海老蔵ならではの、エネルギーのみなぎった平家の武将ぶり、荒事の美を見せてくれました。 ご家族の思いを背負って、一回り大きくなって、 表舞台を飾ってくれて . . . 本文を読む