乳がん発覚

2018-11-20 14:31:57 | 
1度目の癌宣告を受けて…全てが終わり落ち着いた時…こんな7年先、8年先が想像出来たか…

術後…抗がん剤も終わり毎月の検診が3ヶ月ごとになり…半年ごとになり…
もうこの頃になると検査結果への不安も希薄になり…
まして私は母が脳梗塞で2度倒れ…介護の日々に疲れ切っていて…
深夜2時間おきに目醒めて母を見る日が続き…
1日に4回介護ヘルパーさんが出入りする毎日にもストレスが有ったのでしょう
胃ろうになった母の側で料理をするのもはばかられて食生活も次第に乱れてきました

こんな生活が2年も続き不安を感じ始めていました…
このままだとまた病気になる…

でも日々の生活に追われよぎっては消える不安でした

母の体調が悪くなり2017年5月…往診医と訪問看護では診ることが不可能になり療養病院に入ることになりました

入院期間が制限された一般病院とは違い良くならない限り最期まで居られる病院です

母に対しては申し訳なさと後悔と…でもできる限りの事はやったという気持ちと…いつも診てくれるプロがいる安心感と…

とにかくこれからは自分の為に生きようと…
仕事も増やし元気に暮らし始めた6月…

週に2度は母のお見舞いに通い…いつもの様に顔を拭いたりブラッシングしたりしていた時…
ベッドの枠に右胸が当たり…鈍い痛みを感じました

「なにッ?」…「ガン?」…
「いやいや、ガンは痛くない筈だから…」
心の中で一笑してそのままその日は忘れました

その後…いつも母の病院でベッドの枠に右胸が触れるたびにあの鈍い痛みを感じて…
やっと自宅で自分で触診してみました

私が思ってたシコリのイメージより柔らかく範囲も広く…ただ異常は感じ取れました

「ガンでは無いけど乳腺の病気かも」…近くの乳腺外科を調べて受診することを決めました
7月の終わりでした

始めは触診とエコーなんですよね
その段階で医師は癌を確信してるのに週をまたいでマンモに生検までしようとする

いいんですよ…そこで手術までしてくれるのであれば…

私はマンモの結果を聞くまでまだガンだとは思っていないものだから…マンモでガンだと思うと言われて生検しますと言われた時…拒否して早く紹介状を書く様に依頼しました

案の定…紹介先の病院、がんセンターではまた一から全ての検査を始め、1週間に2度もあの痛いマンモを経験したわけで…血液検査、エコー検査、生検、その後にPET検査にMRI検査…

何でも揃っているから何でもやる
それは利点でも有り闇でも有る

16ミリのガンで「良くこの大きさで自分で見つけたね〜すごいね〜ステージIaね。リンパ転移もしてないし…」が主治医のPET検査が終了してMRI検査の結果を2週間後に控えての結論

不幸中の幸い…早期発見…手術も簡単…この時はこう考えて前を向いていました

MRIの検査結果を聞いたのは既に9月に入っていました

予定では異常無し。入院日が決まり説明を受けて…のはずが…

「脇に転移が疑われて生検して調べますから…」

「エエエーーッ!リンパ転移してないって言ってたくせに…」

心の準備は…不幸中の幸い、早期発見、リンパ転移無し…しか整っていない私には青天の霹靂⁈

この日を境に苦悩のがんセンター乳腺科物語りはスタートするのでした

ア〜…長文、疲れました
この続きはまた明日…