渋谷ユーロスペースにて。
それまで理解されなかった、自分の中にあるものを
殺人犯に見出し、
その男をひたむきに愛する女の物語。
小池栄子さんは、素晴らしい演技だった。
でも、その容姿はこの役にそぐわないと思った。
容姿なんかどうでもいい、と言う観点なら、
それはそれでいいかな。
「運が悪いって何だろう、境遇じゃない。
他人に誤解されて、いいようにあしらわれること」
みたいなセリフがあった。
そうえいば、誤解を解くという事を
わざわざする気が無くなるのは、多いな。
こんな辛気臭い映画を見に行くという時点で、
私にも、何か惹かれるものがあったからに違いない。
絶対的な、孤独。疎外感。