今日も明日も愛してる

私が見たものをあなたにも見せたい。月日が経って季節が変わっても、これは世界へのラブレター。

薔薇は都会の片隅にある

2008年05月17日 | Weblog

スティーブン・キングの『ダークタワー』に出てきた、
この世界唯一の希望の薔薇。
ニューヨークでも咲いているだろうか。
TOKYOで咲いているならば。
ほら、ここに薔薇があるよ。
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スティーブン・キングの『ダークタワー』そして薔薇。

2008年05月17日 | 観たり、聴いたり、読んだり



この大長編シリーズの、
最後の所を読むと、疲れが少し薄れる気がする。
だって、ギリアドのローランドはどんなに疲れていただろう。
長い長い旅の果てに、あの塔に入っていく時。
かつて出会った一人ひとりの名前を呼んで
彼らの名誉のために、その人生を証明するために、
彼は最後の一人となって、そこへ入って行く。
それは、自分自身を証明することでもあるんだ。

私は子供の頃からずっと、
ローランドになりたかったのかもしれない。
でも、実際にはフォックスウーマン。
『ローズマダー』の雌狐なんだ。
長く生き過ぎたせいで一人残されて、
後は年取って死ぬだけの灰色の狐。

最後ってことは、最初ってこと。
昔の『ザ・スタンド』がそれを言い当ててたよ。
「かくて円環は開く」「かくて円環は閉じる」って。

薔薇のタトゥーって、どうかな。
『薔薇の刺青』はたしか、テネシー・ウィリアムズ。
ダークタワーの薔薇は真っ赤であってほしいな。
支離滅裂な、今。
でも、「今」はすぐ過去になる。

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