ある日突然誘拐され、そのまま15年間監禁された男の物語。外へ出ることだけを思って彼は一室で暮らす。そして、監禁されたときと同じように、ある日突然開放される。自分の15年間は何のためだったのか、その日から男の探索と復讐が始まる。この絵は、男が監禁されていた部屋の壁に貼ってあった。「笑う時は世界と一緒、泣く時はおまえ一人」この絵のタイトルだろうか、絵の下にハングルで書かれた言葉。彼は15年間毎日この絵を見続ける。絵の男は、笑っているのか、泣いているのか。これはいったい誰の顔?映画を見る人に鏡を突きつけているのだろうか。笑う時は世界と一緒、泣く時はおまえ一人。