アレハンドロは私の好きな映画監督の名前だ。
でも今日は違うアレハンドロ。ブエノスアイレスの写真家。
パラグアイを流れる河川のデルタ地帯。船の上の季節労働の人たち。
日本で生まれておそらく日本で死ぬだろう私には一生出会うことのない風景だ。
どうやって写真を撮ったかは説明されてもきっと分からない。
だからそれは関係なく、ただ興奮する、いいものを見せてもらったなと思う。
大人も子どももみんな頑固そうで立派な顔立ちだ。輝いている。
神々しい。そう感じた。
一人笑っている人がいた。
その人とアレハンドロは何時間も話しこみ、船の中へ案内された。
そのときふるまわれた「島のシチュー」はどんな味だった?
真鋳の平べったいスプーンで食べたのかな。
私もそれを食べてみたい。
ありがとう。アレハンドロ。
RICOH CX5で撮影
詳細はRING CUBEのページを
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/hightide.html