好きな言葉

好きな言葉

甦る
朽ちる
果てる

風前の灯

でも消えない。

黒い雲

嵐の予感

オムライス大盛り

私が食べるのではありません。
食べる時にトマトソースをちょびっとかけたらいいかな。

私にとって初めての新宿 『田園に死す』

寺山修司の映画『田園に死す』に出てきた新宿。
そのラストシーン。
恐山から一挙に現代の(当時1970年代の)新宿に展開される。
誰からも隠れる事のできない雑踏が、
私にとってはずっと新宿のイメージだった。
親子でご飯を食べる、「家」の中での出来事は
路上で公開される映画に擦りかえられる。
新宿東口、今ならアルタの見える広場。

カラスが一羽、雨の日に

一人で映画を見た日

生きる秘訣

生きる秘訣は、気にしないことだ。

赤いセーター

これ着よう。

スタンド

毎日がバレンタインデーのような日々

自分は、そんな人間だった。

美味しい物

世の中には、たくさんの美味しい物があるらしい。
でも、私は美味しいものが食べられて幸せなんじゃない。
美味しく食べるから幸せなんだ。
おいしいねって言って食べるから、美味しいんだ。
「おいしいね」「うんおいしいね」おいしいね、おいしいね。
きれいだね、あったかいね。あったかいね。
私はただ、そう言いたかっただけなんだ。

猫の手で鼻をかむことはできますか？

すみません、実は鼻水を垂らしています。
なんせ、不況で風邪を引いたみたいです。



で、鼻をかみたいと思います。

鳥の巣は暖かい

去年マフラーを二度無くした。
一度目は無くなったけど、無くした場所で見つかった。
二度目に同じマフラーを無くしたけど、それは山の中。
それに再び会うことはない。
あのマフラーに思いを馳せると、少しさびしくて、
でもまた別の思い出もよみがえってきて、それはそれで済んだこと。
きっと鳥さんの巣の中にあるんだろうな。
それならいい。そうでありますように。
鳥さんの役に立っていますように。



カラフルなマフラーだった。
木の色に染まって、景色の中に消えていったのだと思えば
私の首に巻かれているより、ずっと美しいと思う。



今年もまた、別のマフラーが見つからない、どうしようもない私。

有楽町「ねのひ」

久しぶりだ、ねのひ。
ここのつくねは、軟骨が細かくして混ぜてあってすごく美味しいんだ。
レバーの生かげんが絶妙だ。

黄色い花、青い花

いのちが短くても、美しいなら、羨ましいな。
香りがきつくても、ほのかでも、香れば羨ましいな。

たとえ、人を喜ばせられなくても。